事実を伝える努力

事実を伝える努力。

つくば市の水道事業の件でいえば、値上げ反対と賛成の意見が割れています。しかし、その意見の相違の前に、現在のつくば市の事業内容及び経営内容がどのようになっているのか?この現状をまず一般の市民の方にお知らせする必要があると思います。

実は、昨日、つくば市の桜総合体育館の会議室で、「水道事業についての説明会」を開催しました。つくば市の水道部もできるだけ多くの市民の方に、事前に告知していたようでしたが、(回覧などにもお知らせがありました。)実際に参加した方は、少なかったそうです。今後も市内で数回開催されるので、是非、関心がある方は、参加していただければありがたい。

生活に一番密着している問題だと私は考えているが、昨年の総合運動公園基本計画の時と比べると関心度は高まらないのかもしれない。

今回は、市議選挙を控えているのだから、この辺の水道事業の内容を30数名あまりの立候補予定者が、事実をきちんと有権者に伝えれば良いのではないかと思う。

まず現状の事実を伝えて、その事実に対して、自分の考えを示す。これが立候補予定者が果たす義務ではなかろうか?そう考える。水道部の担当が市内回覧でお知らせするよりも、効果的なようにも感じる。

ただ選挙で市民に負担をお願いするような内容を、書きたくはないのが、立候補予定者としての正直な心理だ。

私も自分のリーフレットなどに、見出しを大にして書いたら、後援会の幹部からは、「票を減らすようなことをわざわざ書くバカはいないだろう」と言われるだろう。

しかし、事実は事実だ。これを怠ることは議員としても市民を裏切ることにもなると思う。

事実をきちんと有権者に伝えることってとても大変なことだとつくづく感じる。私も自戒を込めて、この努力は続けていきたい。