水道事業について

本日、新聞折り込みにつくば市の水道事業の経営状況のお知らせが入っていた。つくば市の水道事業の経営状況が待ったなしの状態になっている。これを執行部としても、しっかりと市民に説明せねばなるまい。今一度、つくば市の水道事業について、私なりの詳細の解説をしてみる。

 

わかりやすいので、ぜひ、チラシを参照しながら見てほしい。

 

まずは、意外と市民が知らないのが、つくば市の水道事業が赤字が続いていることだ。現金預金の推移を見てほしい。ピーク時の76億円近くあった預金が、現在は、10億円を割り込もうとしている。赤字決算が続いているためだ。では、なぜ赤字決算が続いているのか?平成4年ごろから、茨城県から購入している給水原価が、つくば市民に対して売っている供給単価が逆転して、逆ザヤ状態を24~5年も続けている。これでは、赤字決算が続くわけだ。当たり前といえる。

 

今までの議会での市長答弁も、この給水原価(現在は、205円。表を参照。)の値下げを茨城県に要請していることを報告している。しかし、茨城県も維持コストが高くなっており、現実的には給水原価の値下がりは、難しいというところが現実的な話だろう。

 

給水原価が205円(1㎥当たりの必要な費用)で、茨城県から水を買って、供給単価164円で、水を売っているわけだから、いつまでやっても累積赤字はなくならない。

 

この赤字部分を一般会計から、約4億円を繰り入れして補てんしている状態だ。

 

今後は、老朽化している管路や設備の改良工事もあるし、まだまだつくば市の場合は未整備地区がたくさんある。市民に対して、安心した水の供給体制を維持し続けるためには、この水道料金の改定、見直しは、必然的だといえる。

 

それでも、つくば市の水道料金は茨城県内でも一番安いほうなのだ。

 

しかし、市民の方からは、「そんなことはない。水道料金は高いですよ」とよく言われる。実は、つくば市の場合は、2か月に1回の請求手続きのために、市民の皆さんが見る請求金額は、2か月分の金額になる。土浦市などの近隣市町村の請求は毎月だ。当然、土浦市とつくば市の請求書だけの比較になれば、つくば市のほうが高くなってしまうわけだが、2か月分なのだから、実際は、つくば市のほうが安い。実際には、つくば市の水道料金は、比較しても安いのに、一般市民は、「高い」と感じているようだ。

 

なぜ2か月に一回なのか?あくまで請求コストを削減するための措置で、担当者の苦労は並々ならぬものがあると考える。

 

そろそろ議会でもこの水道事業の料金見直しは、決断しなければならない時が近づいてきているのではないだろうか?早急な改善案を提示することを、私としても、要望していきたい。

 

 

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