住民投票のシンポジウムで思ったこと。(続き)

昨日の住民投票のシンポジウムで思ったこと。

会場の大多数は、住民投票に肯定的な方々ばかりが参加していたのではないかと考える。

とある市民の方の意見「議員や首長が信用できない。」もっとも至極なご意見だ。「だから住民投票が必要だ」とのご意見。

私は、その時に考えたことは、「住民投票」にするための市民運動を精力的にやられることは、もちろんいいことではあると思うが、そのくらいの気概がある市民の会の方々がいれば、その勢力を拡大して、議員を輩出するという行動に変換することができないのかな??とも考えた。

市民運動の会の方々が、多くの方は、すぐに「住民投票」だ。市民の声を聞くべきだ!と、決まり文句のようにコメントされるが、その力を「議員を輩出する」もしくは、「その代表者の議員を当選させる」という風に、なぜ、ならないのでしょうか?

この質問に、回答してくれる方がいれば、ぜひ、お願いしたいと考える。

やはり、法的安定と確実性を担保されるには、議員となって、議会制民主主義に則り、議会の議決が重視されるべきで、確かに、議員が信用できないというのであれば、その議員と戦って、倒せばいい。

よく「議員になると利権が絡んで、ダメになるから」というが、それは、その戦いに参加しないための体の良い言い訳だと思う。

つくば市の住民投票を実現した会の方々も、寄付を募り、活動して、12000人ほどの署名を集めたらしい。議員に相当すれば、5~6人は輩出できるかな?目安だが。どうみても議員輩出は可能性は大である。

ぜひ、市民の会の方々から多くの議員を輩出されるパワーを。そして選挙で戦ってほしいとも思う。

住民投票で戦っても多くの問題は解決しないとの認識は、昨日のシンポジウムでも会場の方々も共通の認識であったと思うわけだ。