9月定例会 一般質問

議員番号9番。自民つくばクラブ・新しい風の五頭やすまさです。通告に基づいて一般質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。

1. ウエルネスパークでのレジオネラ菌の検出について伺います。

8月1日に、つくばウエルネスパークの温浴施設から、レジオネラ菌が検出されたとの発表がありました。今回の事件の概要をお聞かせください。

2. 高エネ研南側未利用地について。先の全員協議会では、実現可能性を検討した上で、実現可能性があれば、土地利用計画案を決定し、利活用事業者を公募・決定します」と説明がありました。高エネ研南側未利用地事業提案募集について公募の詳細をお聞かせください。

3. 入札について。昨年(11月からスタートした、最低制限価格の決定におけるランダム係数の採用について、導入から現在にまでの入札の実績及び現状をお聞かせください。以上で、壇上からの1回目の質問を終わりにします。

二次質問です。

2Q.今回の件は、一般的にその因果関係は何なのか?ということを感じるわけですが、問題は、「なぜ?発生したか?」。これをチェックしなければならないと思いますが、なぜ、事件が起こったか?それで、指定管理者からは、どのような経緯で、連絡があったのでしょうか?
3Q.そうすると、7月18日の採水した日から、8月1日の発覚までの期間は、営業してたんですよね?その間、利用者などで健康被害を訴えた人、または報告はなかったのでしょうか?
4Q.そうですか。報道によるとレジオネラ菌については、基準値を超える数値がでたわけですが、基準値の3000倍という数字がどのような意味合いがあるのか?人間の身体にどのような影響があると言われているのか?また、他のレジオネラ菌の被害の事件の例などを、把握しているのであれば、ご説明していただければと思いますが・・。
5Q.今回の現場は、浴槽から検出されたわけですが、この浴槽の衛生管理は、下請けになっているのでしょうかね?
6Q.そうですか。下請けということですね。これは、下請けに任せっきりだから、逆にでたかもしれませんよね?(小言のように)。それと、通常の浴槽の衛生管理として、消毒の専門職員がいるのでしょうか?私も少し調べてみたのですが、浴槽水系の薬品には、塩素剤、モノクロラミン、二酸化塩素、有機系薬品、これらの薬品を使用するようですが、このような薬品メーカーやまたは、循環器メーカーと連携してその専門的な知識を熟知している職員が適正な管理をしているのか?伺います。
7Q.今回、タイミングが、4月から指定管理者が変わった時期ですので、素朴な疑問として、前の管理者と今の管理者の運営管理の仕方には、比較して何か違いがあったのでしょうか?レジオネラ菌が検出された因果関係があったのか?執行部の認識はどのように把握しているのでしょうか?
違いがみられない・・・。それじゃあ、普段の管理の中では、因果関係がわからない状態ということですね。これは、引き続きしっかりと管理されているのか、改めて指定管理者と協議を重ねて、解明していただかないとまずいですよね。その点は、しっかりとやっていただきたいと思います。私の意見としては、今回、因果関係が解明されていない状態ですが、現在は、検出されなくなったとの報告ですので、営業の再開ができたことは、よかったと考えております。しかしながら、レジオネラ菌自体は、本来、検出されるべきではない菌であることは、明白であります。しかもなぜ検出されたのかがわからないということでは、まだまだ不安材料があるわけで、その原因追及の手を緩めずに、解明していただければと思います。また、今回は、指定管理者の切り替え時期とかさなったことは、事実です。指定管理者を議会でも可決した以上は、私共にも責任があるわけで、その点のチェック機能の強化については、今後の指定管理者制度の決定について、ますます強化すべき案件になったことは、事実だと考えます。8Q.そこでちょっと伺いますが、指定管理者を選考する段階で、選考方法が本当に適正なものか?さらに強化しなければならないことを踏まえると、先般の選考方法について、確認しておきたいことがあります。先般の選考委員の中には、機械設備の専門家やレジオネラ菌について専門の選考委員が配置されていたのでしょうかね?
機械設備や衛生管理の専門家はいなかったのですね。まあ、今後、選考委員の中には、施設によって様々な専門家を入れることが、必要になるのではないかと考えます。今後は、現在の指定管理者に対して、さらに再発防止の約束を取り付けておくことはいうまでもありませんが、再び同じような事態が生じないように、厳しく担当部署も日々の運営管理体制の指導をお願いしたいと思います。また、因果関係が解明されていない以上は、現在の指定管理者は、確かに厳正な審査に基づいて選考された、それの結果に基づいて、議会でも多数で議決を経て、決定されている以上、因果関係が究明されないと、結果的には、まだまだ不安が残る指定管理者という認識は、一般市民に対して、これは印象が残ることは事実だと考えますね。そして、大事なことは、この不安の払しょくに、今後、どう応えていくか?これを真剣に考えなければならないと考えます。この辺の認識を強く、この一般質問を通して、私の意見として強く述べさせていただきますので、今後とも執行部としても厳しい指導の下に、管理体制、チェック機能を発揮していただければと考えます。以上で、これで終わりにします。

1. 高エネ研南側未利用地について。二次質問です。A 公募の入札または、プロポーサル方式を考えているようですが、2. 今回のつくば市の条件は、素地ですよね?つまり、つくば市があまり水道や下水道などの整備を加えないのが条件ですよね?3. A 素地での売却です。4. 開発行為になるのですね?そうすると、それは、申請許可については、窓口はどこになるのですか?5. A つくば市(権限移譲されているので、茨城県よりつくば市へ)6. 今回のこの開発行為に関するインフラ(道路など)整備などは、どこが負担することになるのですか?7. A 基本的には、民間事業者。8. それと地元の説明会や及び公募の時期ですが?再確認しております。A 全員協議会を9月下旬。市民説明会を10月上旬。9. 地元の意見を聞きながら、「実現可能性」を見出していくわけですね。今回の公募ですが、お金のことでも、ちょっと懸念がありますね。10. 公募の条件は、40億以上ということになりますが、もし、公募して、民間事業者が確定した場合ですが、お金の流れはどのようになるのでしょうか?例えば、所有権が民間事業者に移行した場合は、固定資産税が約7000万円位、納税されると聞いていますね。また銀行借り入れの金利も約3000万円は、今までとは逆になくなるわけですか?また、66億円が40億で売れたにしても、借り入れ返済に充てたとしても、26億円は足りなくなるわけですよね?どっからもってくつもりですか?これは財務のほうから聞いたほうがいいのかな?(担当者はどちらになるのか?)いわゆるお金の流れのイメージなど答えられればぜひ、教えてください。11. A 回答12. なるほど。足らなければ財調の取り崩しもあり得るわけですね。現実的には、財政に対する不安イメージは払拭できないかもしれませんね。(ここから私の一方的な意見と要望です)13. さて、この高エネ南側未利用地に関しては、私は、非常にいわゆる曰く付きの案件ともいえます。つくば市としても始まって以来の住民投票までやった案件ですからね。この後始末には、大変な責任があると感じるわけです。前市長が白紙撤回してしまってからは、4年余りたっています。確かに前市長がやった後始末という印象が強い。ですから、五十嵐市長が、全責任があるとも言い切れない案件とも言えますね。しかしながら、もっとも重要視すべきことは、住民投票によって、止まったままの案件になっているともいえるとおもいます。14. 五十嵐市長は、その住民投票に促した中心人物だった。その方が市長になったわけですから、その責任もかなりあるわけですね。また前期からの議員の方も思い出してほしいのですが、住民投票を選んだのは、実は議会なのですよね?議会では、賛否が拮抗していたが、土地購入は、賛成多数で66億の土地は可決。その結果のまま、300億の計画案が同じ投票行動になると思ったら、ならずに、反対多数になってしまった。少なからずとも議会の答えは、300億計画案にノーを出したことは間違いなしだったわけですね。ストップしたにもかかわらず、住民投票運動が加速して、その後に、署名が集まり、臨時議会が開会されました。当時、住民投票の特別議会が招集されたときには、与野党の修正案が出されました。議論の大半は、2択なのか3択なのか?どちらにしても、住民投票が前提の話でしたね。当時を振り返ると私は、住民投票には反対でした。修正案の原案に反対しました。そこしか、住民投票に反対する意思表示ができなかったからです。なぜ反対だったか?なぜなら、それは、議員自らを否定することにつながることだからです。私は、その当時のことを今でも回顧します。「住民投票の運動の方々のキャッチコピー。議会が決められないから住民投票で決めよう。」議会は歯止めとしてのストップをかけたのに、さらに9000万円もかけて40%以下の投票率で、法的拘束力もなしに、本当に住民投票をやる必要があったのか?今でも、私は、疑問と不満がありましたね。大体、なんで運動公園計画に賛成した議員さんまで、住民投票に賛成したのか?まったく理解できません。なんのために、議員になったのか?私は、あの時から、この案件は、まったく進まなくなってしまったと考えています。白紙撤回した市原市長の決定にも不満がありましたね。何も負けたからと言って、白紙撤回にしなくてもよかったのにと思いました。「住民投票の結果を受けて、議会の皆様に議論していただいて、実現可能な案にしていく」くらいに言っておけばよかったんですよね。議会をバカにしているとも感じたくらいです。15. 今回の公募の趣旨は、「実現可能性」ですよね?16. 今回の公募の案件に関しても、ちょっと首をかしげるところは多々あります。先ほど、言った道路整備の問題。本当に、提案者がすべき道路整備など開発行為に関するものを民間事業者だけで、賄いきれるのか?交通渋滞、周りの経済的な影響?など。不安要素を感じられずにはいられません。実現可能性とは何のか?もっと議論する余地はあるのではないでしょうか?17. 正直、私は、300億円の計画案が議会で否決になった時。そこの段階から再びスタートしてもよかったのかな?とも考えています。現在、五十嵐市長は、廃校跡地を再利用することで、市長の公約の運動公園整備は、廃校利活用とセットで、高エネ南側跡地は、外されていますね。現在は。私は、少なくとも、運動公園整備の候補地としては、廃校跡地とともに、高エネ研南側跡地も含めて、検討すべきではないかと本当は考えています。また、市民の方からも、市民霊園などの要望も強くてね、そんな活用もあるので、という市民の意見も多いわけです。18. 要は、この案件は、市長としてもそれなりの処分や利活用の方向性を喫緊に提言する必要がある重要案件なので、わからないわけではないのですが?なかなか処分や利活用の方法が難しいことは、現実です。だから、余計に今のままの流れだと、公募してそのまま、26億円の損切りしてでも、早く手放したいという流れについて、いささか、短絡的なのではないかと?考えるわけです。もう少し、幅広い利活用の方法は、もっとあるのではないかと?議論も公募だけなのか?と、考えるわけですね。19. 今まで、五十嵐与党議員としてもなかなか言い出せなかったが、今回は、一度、はっきりと言わせていただきたかったわけです。とにかく、住民投票まで行ってしまった呪縛を取り払うにはおそらく、本当の意味で「実現可能性」はやはり議会で出すべきかな?とも、おもうところがあります。住民投票などに任せずにね。議員の責任として。次は、きちんと議会の議決でけりをつけていくべきとも思います。20. どちらにしても、高エネ研南側跡地の「実現可能性」については、幅広い視点で、もっと大いに議論できるように勧めていただければと思います。私からの意見と要望です。
23. ランダムについて一次質問の回答。A 件数・開札の回数。実際の入札数。ランダムの平均値。24. 二次質問ですが、平均値1.0209.トータル金額換算で、いくら位になるのですか?それと、全員が失格となって、不調となった案件は何件くらいあるのですか?A 金額にすると、約1億4,400万円になります。A 20件の不調があった。そのうちの15件が再度入札しているので、不調を回避していると言えます。25. 最低制限基本価格(いぜんの、最低制限価格)。に、1.0209倍でお金の換算が、1億4400万円ということは、この意味は、ランダム係数は、おそらく「歩切の解消」ということもあるから、最低制限基本価格よりも、上、つまり本来よりも1億4400万円、高く受注させていることにもなるということですか?業者は対して高く受注できているので、いいのかな???。しかし税金の使い方が適正なのか?ということからすれば???。果たしてこの結果はどういう捉え方をしたらいいのでしょうかね?答えられますか?26. A  27. それと、7月の建設工事の入札に、ランダム係数が高いことによって、不調が多くでたことを聞いたのですが?この件の詳細を伺えますか?A 建設工事において、案件が22件中、10件が初回入札で不調。再度入札で、9件。その時の1.0395と高かったために、このような結果になりました。28. 再度入札は、どのような決定で、決めたのですか?再度入札は、ランダム係数は、1.0395係数がわかっているので、同じ札になりやすくなりますよね?これは、くじ引きですか?29. A 30. つまりくじ引きだね。くじ引きになる傾向は強いわけですね。31. (ここらへんから、私の意見と要望)32. ランダム係数については、もう少し進めていただいて、今回のような推移と結果状況をしっかりと出して、今後よく分析してほしいと思います。おそらく、今回お聞きしたとおりに、ランダム係数について、一長一短があると思いますね。かえって不調も多くなっているとも言えますね。また、よく考えてみると、単なるくじ引き、運任せ?とも言えるような入札の本質をおろそかにしているイメージはありますよね?実際に、私の知り合いでも、応札価格を決めるのに、「最後は、適当にやってみた。そしたら、受注しちゃった。」。そんなことを話している業者さんもいますね。今では、つくば市の入札は市内の会社は、すべて「運試しだよ」という流行語が飛び交いようになっていることも耳にします。今はまだ静観しているようすですが、今後、そのような入札に対する不満が出てくる要素は想定されるのではないかと考えております。33. 私は、個人的には、入札及び公契約に関しては、例えば、今回のランダム方式、または今までの電子くじ方式、または、随意契約および指名入札についても、どれも一長一短あるわけです。また、工種や特別仕様や緊急性や災害対策などにより、どの入札方式も取り入れることもあるわけですよね?実際には、指名入札も随意契約も行われているわけでしょ?市民ネットさんも、あの事務所の漏水の工事は、随意指名だったのですよ?!だから、最後は、その担当部署や契約課などが連携をしながら、行政執行として、競争性と公平性とその環境性や地場産業を育成する現在のつくば市が基本と考えている入札の様々な要素を検討して、その都度、時には、ランダムであったり、電子くじであったり、随意であったり、特別仕様であれば、指名であったり、もっと機動力と臨機応変に様々な多様性のある入札をすればいいのではないかと考えています。一つの方針が決まったら、それがすべてではないはずです。34. もっと多種な入札を柔軟に取り入れて、やってほしいと思います。35. 元来、行政執行する上で、本来の入札の在り方とは、そんなはずでいいと思うからです。36. 最後に、先ほどね『競争性と公平性とその環境性や地場産業を育成する現在のつくば市が基本と考えている入札の様々な要素』ということを述べさせていただきましたが、市長の公約の中でも、その中の『地場産業育成』については、重点政策とうたっている点は、再度、私から、述べさせていただきたいと思います。市長におかれましては、さらに、選挙公約の実現の達成のために、さらなる、指導力を発揮されますことを私からの要望として意見として述べさせていただきたいと思います。37. 以上で、今回の私の一般質問を終了したいと思います。