行政視察2日目 根室市(納沙布岬)

行政視察 根室市「人にやさしい道路環境づくり」

根室市は、北海道の中でも道路整備現況は38%ほどで、舗装の普及率も高いものではない。元来、漁業の街づくりに、港湾整備、産業振興関連の整備を優先的に進めてきたもので、今後の道路整備事業はまだまだこれからと言えよう。根室市の特徴はやはり寒冷地の特別仕様が必須だ。冬期は路面凍結の対応(ルードヒーティングなど)などは、つくば市などには考えられない自然環境だ。それらに対応するには、本土の天候よりも割増の予算にならざるを得ない。財政事情が厳しいようで、なかなか整備が進んでいない。ただし国道と道道の整備は、ほぼ100%整備されていることは、国の予算に頼ることが大きいといえよう。
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次に、市役所の配慮で、日本最東端の納沙布岬に案内していただいた。北方館の館長は小田嶋さん。元根室市の総務部長で役所の在職中も北方領土問題担当者。北方領土の説明を受けてきました。歴史の流れ、敗戦時の日本の状況、ロシアとアメリカと思惑、行動、交渉の様子などを解説していただきました。目と鼻の先に歯舞諸島、国後、色丹、択捉がある。ロシアの領土侵攻の歴史の事実を知ることができた。絶対に何としても領土を取り返さなければならないと改めて強く感じたものです。多くの人に真実を伝える役目を自分も持っているわけで、もっと歴史を深く知りたいと強く感じました。あいにくの濃霧だったので、4島をこの眼に見ることはできなかったのだが、再度、晴天の日に来たいと思いましたね。とにかく来てよかった。歴史の事実を現場で見聞することの重大さも同時に感じることができました。北方領土視察証明書もいただきました。
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