とても重要な動画です。

再度、この動画の重要性を強く伝えたくコメントします。

以下、ご参照ください。

横田拓也さんのコメントの意味とは??

西岡力教授の解釈。

日本が国家として、正式に拉致問題を認識した。→ 1998年の3月26日の国会答弁。梶山静六国家公安委員長(自治相)により。『拉致された疑いがあるのではないかというふうに考えております。』梶山答弁は以下のように続きます。

「昭和53年以来の一連のアベック行方不明事犯、恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます。解明が大変困難ではございますけれども、事態の重大性に鑑み、今後とも真相究明のために全力を尽くしていかなければならないと考えておりますし、本人はもちろんでございますが、ご家族の皆さん方に深いご同情を申し上げる次第であります」

この答弁により、ついに発生から10年の時を経て、明確に「拉致事件」と認定されました。

拉致事件が、初めて国会の場で取り上げられた歴史的瞬間。拉致について一度も公式に言及していなかった政府、警察が初めて北朝鮮による日本人拉致疑惑の存在を認めた瞬間でもありました。

→ しかしながら、歴史的な答弁をどの報道機関も報じなかった。政府が認めていたにも関わらず、報道しなかった

→ 2年後の1990年9月に、自民党と社会党の訪朝団(金丸・田辺訪朝団)が北朝鮮にいった。

→ 曽我ひとみさんには、当時の金丸訪朝団のニュースを見ながら、「自分のことが議題になっているはずだ」と思っていた。

→ 西岡さんの疑問!??。日本と言う国は一体なんなのだ?!国会で拉致問題があると認識しておきながら、当時の自民党もマスコミも、問題解決に立ち上がらなかった?

→ それを打ち破ったのが横田滋さんだった。1997年に拉致被害者の実名報道を決断して、公表した。だれもが実名報道には、めぐみさんをはじめとする拉致被害者が殺される危険性が大きいと反対だったが、日本の国民に知ってもらうために、滋さんが決断をした。

→ その当時から、拉致問題に深く関わってきたのが、安倍晋三、故:中川昭一らの自民党の中でも少数派の代議士たちだった。

→ 横田哲也さんのコメントの意味を西岡教授は説明しています。

→ 自民党もほぼ大多数の議員が拉致問題に消極的な姿勢だった。

→ 須田慎一郎 は、1993年の金丸 信の脱税事件で、無刻印の金塊が発見された例を挙げ、当時の自民党の主流派は、ほとんどが金まみれ。利権に侵されていた。

→ 利権に侵されていない小泉純一郎や安倍晋三が、政府の要人になったから、拉致問題が進んできた。

→ 西岡さんも事例を挙げています。

→ 朝鮮総連の主要な幹部からは、自民党の主要な派閥の領袖に資金援助をしてきたと証言を得ている。自民党も金まみれだった。

→ また朝銀信用組合の破綻により、約1兆4000億円もの公的資金の投入。公的資金投入の杜撰な審査などに疑義があった。(野中広務の一声があったから、決まったともいわれている。)この資金が北朝鮮に流れた。約1800億円から2000億円にも及ぶと内閣調査局で言われていた。このおカネが核開発に使われていただろうとも。

→ 司会者の辛坊治郎。これからどうしていったらいいのか?

→ 2017年に国連の安保理事会での対:北朝鮮の経済制裁は過去最大規模で、圧力の効果は確実に北朝鮮に効いている。輸出で得た外貨の9割はカットされている。

→ さらにコロナの影響により、中国の交流が止まっている。ピョンヤンの特権階級の配給が止まっているとの情報もある。

→ 安倍政権の対応は、「圧力」から「交渉」の段階へと。

→ 北朝鮮に、「全被害者の即時一括帰国が実現できるなら日朝国交正常化には反対しない。」とメッセージを送っている。

→ 同時に「帰国者から秘密を聞き出して、反北朝鮮運動をしない」とも。

→ 現在は、「交渉」ではなく「接触」段階。

→ 決断をするのは、金正恩。

→ 解決の定義は、①全被害者の帰国。②真相究明。③実行犯の引き渡し。

→ ②と③は、後でもいい。まずは、①の実現。これは絶対に受け入れられない。

→ 日本が正確な情報を持っていれば北朝鮮も嘘をつけない。

→ 横田めぐみさん、田口八重子さんについて

→ ロイヤルファミリーに直近にいたとされる

→ 横田 滋さんの死去に伴い、トランプ大統領は妻:横田早紀江さんにお悔やみの手紙を送ってくれていました。拉致問題の重大さをトランプ大統領は北朝鮮にきちんと伝えてくれている。

→ 米朝首脳会談では、トランプ大統領と金正恩会談。シンガポール、ハノイ会談では、トランプ大統領は、拉致問題を取り上げてくれている。拉致と核問題をしっかりと伝えてくれている。

→ アメリカと日本が一致してこの問題に真剣に取り組むべき。

以上が、この動画の主な内容です。

とても、重要な番組だと思います。

この動画をみれば見るほど、拉致問題のために、安倍晋三の存在なしには、この問題は解決できないと感じています。

昨今は、ポスト安倍と言われる自民党の先生方々に、その指導者としての資質が問われていると思いますが、拉致問題を解決する気概があるのかどうか?総理総裁に誰がなるのか?

自民党の次を誰がトップとして、適任者なのか?自民党も真剣に考える必要があると思います。

私は、個人的には、石破 茂さんだけには、なってもらいたくありません。これまでの政治行動を見れば、とてもその器量ではないと感じています。