国政について(箱根駅伝を見ながら)

おはようございます。箱根駅伝の2日目を見ながらの政治コメント。久しく国政についてカキコしていなかったので、少し所見を。

私自身は、市政のことが最大の関心ごとだったので、国政のことはニュースの見出ししか見ていなかった。桜を見る会の内容も正直よく理解していない。たぶん、その運営についていろいろ指摘があって、野党がワイワイ騒いでいるのだろうという印象だった。しかしながら、桜を見る会で解散まで追い込むことなのかどうか??野党の本来の仕事とは何か?国会議員としてもっと重要なことは、全世代型社会保障制度、日米貿易協定、ホルムズ海峡への自衛隊派遣、香港支援の国会決議や北朝鮮への脅威、数えだしたらキリがない案件の議論を国会で蔑ろにしている。安倍批判はもちろん全然問題ないが、質問者の急先鋒の野党の質問は、ほとんどが単なる安倍批判のみに見える。真摯な議論が見えてこない。

先日、台風15・19号による被害者支援の募金活動をつくば駅前でやっていた時も、ある市民が私に「安倍総理の内閣改造(台風の被害の時に内閣改造をしたことに批判があったようで)」について意見を求めてきた。やはり安倍内閣に対する批判は多いのだなあとの印象はかなりあった。しかしながら、現在の政治状況で、他に任せられる人がいないのが、私の実感だ。朝鮮半島の政治状況は韓国の政治体制が今後、北朝鮮よりになっていく場合は、日本を取り巻く危機はより高まってくる。今の韓国はとても民主主義の政治体制を選択していない。むしろ民主主義と法治国家を無視して(歴史の嘘を続けて、また国際法を無視することも続けている)、全く真逆の政治体制に進んでいると感じる。それほどまでに、韓国の大統領は北朝鮮寄りの主導者なわけだ。

韓国が北朝鮮と融和されれば、朝鮮半島自体は、中国またはロシアも含む、旧社会主義の政治体制寄りになる。日本はアメリカの傘の下で、安全保障を維持しているわけで、そのアメリカでさえも本当の安全保障を継続しているかどうか?安倍総理がアメリカとの駆け引きで継続は続いているものの、アメリカはいつでも「アメリカンファースト」を優先するかわからないわけで、そうなれば、憲法改正をして、日本自身が自国を守る指針をしっかりと決めなければならない。まさに日本の危機は高まっていると感じる。

この日本の危機をしっかりと国民に伝えるべき人は、実は、国会議員なのだ。与党も野党もしっかりと議論してほしい。自民党の中の憲法改正に否定的な人は、いったいどんな気持ちで与党として活動しているのか?自民党の中にも似非保守がたくさんいるように感じる。保守合同の背景は、社会党が結集したことによっての危機感から出、当時、保守は犬猿の仲で分断していた。それを乗り越えて自由民主党が結党された。その時の自民党の結党時の党是は、憲法改正、専守防衛などの基本理念に基づいて結党されたはずだ。

戦後の経済優先によって、憲法改正などが後回しされた故に、今まで、憲法改正の議論は、一向に進まなかったわけで、70数年を経て、ようやく今では当たり前のようになってきたのに、国会で議論をしないのは如何なものだろうか?しかも日本の取り巻く外交上の危機は高まっているのに?与党も野党も国会議員として甚だ情けないとも感じる。

昨年末、中曽根康弘元総理が亡くなったが、憲法改正を訴えていた政治家としても評価している。しかし、自身が総理になった途端、声を潜めてしまった。安倍総理は、多くの批判はあっても、未だに、現役総理として、憲法改正を訴え続けている戦後初めての総理と言える。私はそれはしっかりと支持したい。

桜の見る会での批判は、多くが税金の無駄遣いを指摘しているのだろう。でも私は考える。国会議員としての議論を蔑ろにしている議員がこれほどまでに、多くいる現実がまさに税金の無駄遣いなのではないだろうか?別に自民党与党を擁護しているわけではない。野党の中でも、議論を逃げない政治家であれば、是非とも評価したい。

私自身もはからずとも、地方議員として、活動しているが、私も議論を蔑ろにしてしまうシーンは多々ある。否定はしないが、すべて完璧でいないことも事実。後から時間がたつと「ああ、あれはこうすべきだった」とも。そんなシーンがたくさんあるのも事実。

地方議員も国会議員も真摯な議論に邁進しよう。それが一年の計でもある。所信でもある。

今日は、国政についてコメントしてみました。

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