10月28日で市議会議員になって当選から1年が過ぎた。自分のイメージしていたような活動が出来ていないことに反省しきりである。2,000票余りの信任を頂いた割に仕事が出来ているのか？？と議員としての態度と行動、コメントをする時に、いつも、いったん立ち止まって考えております。しかし何もネガティブになることはないと考えています。元来、私は政治の話が好きなんですね。だから面白く感じながらやっている自分もあります。
議員ってなかなか難しいところもあるんですね。例えば自分が考えていることと違う採決行動をしなければならないこともあります。確か昨年の12月の初めての定例会の時に「市長の給与を削減する案」が執行部より出されました。あの時は自分の本音はその案に反対でした。市長選挙の公約だったらしく、市長もそれに沿って議会に案を出したのですね。確かヘイズ議員だけが反対だったと思いました。（他にもいたかな？）ヘイズ議員が「市長選挙の争点となるような案件ではない」との反対討論をしました。私も正直言ってヘイズ議員とまったく同じ考えでした。市長選挙に市長の給料を減らしたからと言って、つくば市の大きな問題ではないはずです。それよりも現職の市長または新人候補はしきりに「市長の給与を減らす」と言って、有権者に媚を売っているように私は感じていたからです。しかし私も議会の中で同じ考え方の仲間が構成している会派というものを届けて議会に臨んでいるので、会派内の意見は、執行部案に賛成になりましたので、結果的に私も賛成の採決になりました。このように自分の考えとは違っても議員としての投票行動は違う方に投票することもあるんですよね。これが政治の矛盾しているところでもあり、常識な面でもあります。また議会の運営のやり方についても、いろいろな駆け引きがありますので、ここら辺は他の議員さんとの特徴や性格、政治理念などをよく観察しながら、その時にどんな行動を取るか？どんな発言をしたか？？などをよ～く確認しております。これも人間観察なので面白いところでもありますね。また執行部、市長や部長さんたちの動向にも注目が集まります。
これらの議会の中で、今後も対応していくにはやはり自己研鑽と学習が必要だと思います。結局、どんな知識と見識を持っているか？を私が他の人を観察するように、逆に他人も私を観察しているわけですから、自分も常に見られているわけですね。まだまだ議会人としての力量が薄いわけですから、すこしづつ力をつけていくことに、集中して行きたいと思います。選挙後の活動報告の配布についても、今回も9月議会終了後に、約3,000枚ほど印刷をして、配布しております。3月議会と6月議会後にも配布しておりますので、1年間を通して、出来るだけ頻繁に発行して自分の考えを少しづつ地域の方々に、理解してもらうようにしたいと思います。私は元々地元ではないので、親や兄弟が政治家でもありません。やはりこれをやるしかないんですね。目立たなくて大変ではありますが、自分の足で地盤を作るしかないと思っています。
さて問題は仕事と家庭ですね。議員になって一番の犠牲にしているものは、会社（仕事）と家庭だからです。反対を押し切っての出馬に対して、その「倍返し」の働きが出来ていないので、これは、謝罪謝罪の言葉しかありません。子供達も妻もお婆ちゃんもたぶん「嫌だと思ってんだろうな！」と思います。正直これが一番つらいところです。また選挙でホントにボランティアで応援してくれた方々にも、何も返していないように思えて、これも心苦しい限りです。
1年を振り返るとホントに様々な思いと希望と不安がよぎります。あまりネガティブにならずにアクティブに今後も日々政治家としての活動を粛々とこなして行きたいと思います。
ぜひ、皆様の忌憚のないご意見などありましたら、ぜひ、お寄せ下さい。今後もよろしくお願いいたします。
