行政視察 第1日目 (道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会

道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会の行政視察。

第1日目は、本庄市の本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業の概要について

本庄市は、旧本庄市と旧児玉町が合併。人口は78,550人。面積は89.69k平方メートル。農業が主な産業。

かつての中山道の宿場町。関越自動車道、国道17号、鉄道は高崎線、八高線、上越新幹線と充実した交通網により、工業団地に多くの企業が立地している。

上越新幹線開通に向けて、駅の誘致により、本庄早稲田駅が誕生した。駅の誕生に伴い、平成8年に土地区画整理事業推進地権者協議会が発足。具体的に土地区画整理事業がスタートする。

平成13年 埼玉県知事と本庄市長が「地域振興整備公団」に事業要請。
平成15年 「本庄新都心地区」都市計画決定。

小泉政権の聖域なき構造改革により、事業見直し。

地域振興整備公団 → UR都市機構

当初計画 → 変更計画

面積 153.8ha → 64.6ha

事業費 317億円 → 144.5億円

人口 6,400人 → 2,200人

戸数 2,280戸 → 800戸

早稲田大学付属本庄高等学院があり、これにより早稲田大学も区画整理事業に大きく関わっている。

つくば市も5つの区画整理事業を行なっているが、本庄早稲田の事業も同じような問題を抱えている。若い世代と旧世代との意識の拡大や、旧商店街の衰退などもまちづくりの進捗に影響が大きい課題である。

視察研修の最後に、本庄市議会 田中 輝好議長からも歓迎のご挨拶をいただき、詳しいまちづくりの四方山を聞くことができました。