ケッパレ

国の政治も気になるな。

トランプさんと金正恩との会談は、日本にとってどんな影響を与えているだろう。

大事なことがいくつかある。拉致問題を抱える日本が北朝鮮に対して、絶対に譲れない要求がある。

①全ての拉致被害者の即時一括帰国。
②拉致に対する真相究明
③拉致実行犯の引き渡し

日本政府が求めている要求が以上だ。

今月号の月刊WILLでは、拉致被害者の家族会・救う会の会長の西岡 力会長(麗澤大学客員教授)寄稿では、以上の3つの日本政府の要求以外に、

④北朝鮮による被害者と家族に対しての補償

が、付け加えられている。

すべての要求はまだ現実的に先が見えないことばかりだが、それでも今までと違うのは、少なくともアメリカ政府の拉致問題の認識の違いが大きく違うことは確かだ。

実際に、トランプと金正恩との会談でも、確実に「拉致問題」を取り上げた事実は、今までにはない外交進展と言える。

そういう意味では、今後のアメリカと北朝鮮との交渉の行方はきわめて注視しなければならない。

また日朝首脳会談がどのような環境で行われるか?また実務者協議もどのように進むか?とても重要な展開になるだろう。

日本の立場は拉致被害者全員の即時帰国をあらゆる場面でも求めていかなければならないし、それと拉致問題が解決しない中での大きな経済支援はありえないわけで、安倍総理ももちろん、日朝首脳会談も、それを北朝鮮側が決断することが開催の条件だということを北朝鮮に伝え続けるしかないだろう。

絶対に妥協してはならないし、ブレてはならないところだと思う。引き続き日本は我慢強い外交姿勢を取る以外にないと思う。

核放棄の方法も、リビア方式を北朝鮮に確実に受け入れさせなければならないだろうし、ただでさえ、今回のトップ同士の会談がパフォーマンスと揶揄されているわけだから・・・。やはり重要なのは中身だ。

核放棄が本当の話になればいいがまだまだその確率はかなり低いだろうな。

ケッパレ安倍総理。

しかし国会でこういう大事な議論をして欲しいよの。野党さん、ケッパレ⁈