寂しい

ここ数日は訃報が多い。人の生死は世の常だが忘れられない人の死は悲しいものだ。お見舞いに行った昨年の夏。病院に行った時にちょっとだけ話した時が最後だったな。私がきた時も、涙ぐんで合図をしてくれました。

10年ほど前に出会い、議員になってからも、何かあれば自宅に行って、いろいろな話を繰り返し繰り返しした。
歳は私の親父程の年齢差だが、子供扱いなどせず、壊れた体制を元に戻せないものか真剣に考えて議論してくれたことは忘れられない。

私は9年ほどの付き合いで多くのことは知らないが、晩年は多くの人が慕い、地域のご意見番としての役割を果たした。常に周りの全体を見通して物事を考えることを教わった。

繊細なる精神を持ち合わせた人。一言で言い表すとそんな表現。

そんな人が少なくなる。寂しさも感じる。

今夜は自宅でちょびっと悲しい酒を飲みます。