ここのところのTVマスコミの報道、特に政治関係のニュースは嫌気がさして、何ともすっかり感心もうせていたが、・・・。
南北首脳会談のニュースが流れて、「歴史的」なんて報道していたが、果たしてどんなもんかなあという印象。結局、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)が日本やアメリカの圧力がかなり効いてきて、自分の身分保障を確保するために、保身のために、韓国の文助演(ムンジョイン)大統領に、金でも渡して、買収工作でもしているかのように見えてしまう。
こんなこと言うと、またお花畑の平和論者から批判を浴びるかもしれないが・・・。
過去に、韓国では廬武鉉(ノムヒョン)元大統領の時に、当時の北朝鮮の金正日(キムジョンイル)主席に対して、超ゴマすり外交を繰り広げたことで有名だ。のちに当時の韓国民主党はそのノムヒョン大統領の過去の行いが発覚して、韓国国内でも大変な批判を浴びたことがある。
文助演(ムンジョイン)大統領がノムヒョンと同じとは言わないが、このムンさんも、どちらかというとかなり北朝鮮にすり寄り型の政治思想の持ち主だと聞いている。キムジョンウンから「助けてくれよ」と相談されたら、簡単に手を差し伸べるだろう。「金の延棒」も遠慮なくもらうかもしれない。昨日の金正日とムンジョインの二人だけで話している映像を見ながら、「今後の金の受け渡しの話」をしているのだろうなあと感じてしまうのは、かなり偏った見方だろう。しかしそんな信用おけない二人の国のトップ、政治家だと評価しながら見ていました。
完全非核化というならば、安倍総理が言うように「具体的な行動」で示してもらいたいものだ。過去に何度も平和宣言などの破棄を繰り返していることを見れば、とても信用おけないから。そういう意味では、トランプ大統領に「非核化の実効性が見えない限りは、圧力は続けれべきだ」と安倍総理が進言したことは、さすがと言える。今のところ、このような外交対応を他の日本の政治家ができるとは思えない。ポスト安倍が話題にもなっているが、その迅速は対応ができる人が何人いるのだろうか?
さて、このような外交でも政治の重要な課題がありながら、日本の国会では何を議論しているのだろうかとつくづく情けなく感じる。モリカケの議論はいい加減にしたらいいのでは?安倍総理の関与は全くなかったことが公文書改ざんで明らかになった。むしろ指摘されたほとんどは、安倍総理の問題よりもむしろ官僚の問題がほとんどだったのではないだろうか?
官僚の不祥事が総理の不祥事だというタテマエはもっともだが、だからと言って安倍政権を倒したからと言って、今の野党(当時は民主党)が政権と取った時には、まさに官僚の手玉に取られて、政治主導など実現できなかったことは、過去の民主党政権で体験した。忘れたのだろうか?まだ自民党の方が良いということで、選挙でも自民党政権が復活したし、有権者の判断も出ている。言わずもがなだ。安倍政権だけは倒せばいいという野党政治家、特にクレーマー的な政治家が国会で言いたい放題に荒らしまくっている。
自衛隊の日報問題も、野党は日報の中に「戦闘行為」という言葉を見つけたいのだろう。自衛隊を「戦闘区域」に送り出した政府の責任追及のネタにしたいだけだ。自衛隊の日報は国家を守る組織の詳細がかかれているはず。その情報を簡単に情報公開して、他国は日本の安全保障の内容を見聞きすることができる。大体、他の先進国の例を見ても、軍隊や外交文書などは、国防の観点から、その情報公開は数十年の経過を経たうえで、公開しているもの。日本の野党は、単なる政権倒しのネタとして自衛隊の日報問題を追及しているが、国家を守るとか、他国に日本の安全保障の情報が盗まれる危険性などの問題意識はさらさらないようだ。こんな人が国会議員とは情けない。中国やロシアや北朝鮮の脅威に対する意識の無さも露呈している。野党議員の政治家としてのレベルはこんなもんなのかとあきれる。
北朝鮮問題も経済問題も少子高齢化に対する社会保障の問題も、憲法改正の問題も、もっと選挙で当選した議員がやらなければならない仕事はいくらでもあるはずだ。私どもの地方議会の方がまだまともだとハッキリ言いたい。もちろん我々、市議会議員の活動は常にご批判はあることは理解していますが・・。
2日前に、つくば市の全員協議会があった。テーマは都市交通システムについての改編で、執行部の考え方と現状の報告をした。今回の改編作業に取り組む担当課は、大変な作業を経て、今回の議会に対しての説明をしている。これからも市内各所に出向いて、意見情報交換をする機会を設けるわけだが、今回の改編作業ができたからと言って、市民からの批判はなくならない場合があるからだ。かえって批判が多くなる可能性もある。改編によって、行政サービスが充実された地域やエリアは要望が実現できれば、改編を評価する。一方で、行政サービスが失われたり、その公共の利益を得られなくなった地域エリアの市民の場合は「なんでそんな改編をしたんだ!」「何を考えているんだ!」となるわけだ。
公共交通に対する税金の持ち出しは、約5億にも上ると予想される。過去には3億8円万だったわけだから、現在も増え続けている。元来、公共交通に対する採算性はない。あるわけがない。一方的に税金を投入するしかないわけだ。それでは、その5億を7億や10億にまですればと、市民要望を実現できるかもしれないが、本当に、それでいいのか?となんでも投資額を増やしては財政はやっていけなくなる。問題は、公共交通には、つくば市としていくらまで投資していいのか?という議論をする必要があるだろう。またその投資額が決まったとして、その中身をどのように市民要望にバランスよく行政サービスとして構築できるか?この具体的な中身の問題が議会でも議論されなければならない。
ある議員から、「執行部の説明がわかりにくい。市民にわかりやすい説明をするべきだ」との意見がでた。もちろんもっともな意見だが、執行部の説明を市民に丁寧にすることは必須だが、そのフォローアップを一番率先してしなければならない役目を負っているのが、実は、我々市議会議員なのではないかと思う。市の説明の後に、議員自らが市民にわかりやすい表現で伝えてあげれば市民はもっと理解をしてくれるはずだ。これだけの複雑な都市交通システムの説明を簡単にできるわけではない。言葉も専門用語を使わなければならない。丁寧に説明しようと思えば、細かく解説もしなけらばならない。これを簡単に等と、言うのは簡単だが、それだったら「わかりやすく説明しろ」という議員が自ら、市民に説明して回ったほうが、市民は余計に安心する。まさに「隗よりはじめよ」。行政をチェックする役割を議会が担っている以上、その担当者の議員が問題や課題を市民にわかりやすく説明する義務を負っているともいえる。議員の発言とすれが、執行部に言う言葉は、「市民にわかりやすく説明するべき」という発言ではなく、「私共議員が、わかりやすく説明します」と発言した方がかっこいいだろう。
さて、本日は、小学校のPTA総会。今日で2年間のPTA会長職も終わりです。今夜は飲むなあ。