3月議会

さて3月議会が始まります。私は、議会運営委員長という役目を務めております。2年目を迎えて、ようやく議会運営委員長としての仕事の流れに慣れてきた感じがあります。
議会運営委員長は議会運営の要であり、議会日程やいろいろな案件をどのような審議の方法で議論するか?議事進行上のとりまとめ役であります。
もちろん議会のとりまとめ役の一番は議長なのですが、ある意味では、二番目のとりまとめ役とも言えるでしょう?!

執行部は、議会の始まる前に、議長副議長と正副の議会運営委員長には、あらかじめ議案の説明をします。そのあとに、会派代表者会議を開催して、その後に、議会運営委員会を開催します。議会運営委員長は、議会の開会前に、3回も執行部から議案の説明を受けることになるわけです。

さすがに、不勉強では対応できません。議案全般に目を通して、どの案件に議論が集中するのか?議会を運営する上で、公平で闊達な議論を展開するために、どのような運営方法がいいのかを決定するのが議会運営員会であります。

一般の人にはなかなか理解しにくいのですが、重要な役目なことは確かです。

今回の3月議会は、平成29年度補正予算と平成30年度予算案がメイン。特に平成30年度予算は注目といえましょう。五十嵐市長の1年間の所信も発表されて、それに対して、議会が対峙して、スキのないチェック機能を議会が果たすことが重要ですね。

平成30年度予算は、一般会計が856億1,700万円。特別会計(国民健康保険・下水道事業・茎高齢者・介護保険・水道事業など)の合計は、535億5,078万円。総合計で1,391憶6,778万円。前年比では、マイナス1.6%。

歳入では、引き続き人口増加に伴い、個人市民税や固定資産税の増加が続いているので、税収は前年を上回る見込みとのこと。歳出面では、子育て環境や教育環境の整備、急速な高齢化に対応するための保健福祉事業に重点を置いているといえるでしょう。

一方で、山積みの諸問題もあるわけで、詳細については、また議会中にレポートすることができると思いますが、私も役目をしっかりと務めてわかりやすい議会にしていきたいと思っております。ぜひ、3月議会に注目していただきたいと思います。