行政視察2日目 佐賀市
佐賀市は人口約236,000人。予算規模は約1,520億円。議員定数は34人。つくば市と自治体規模が類似している。過疎化が進み、学校の統廃合により、廃校後の学校の跡地利用についての視察です。富士小学校跡地活用については、地元の地域との「跡地活用検討委員会」の設置。3年にも及び委員会の結果を受けて、行政として、活用案を地元に提案。委員会との提言と実際に佐賀市が策定した活用計画に、相違点があった。この佐賀市の考え方をどのように地元地域の方々に、伝えるのか?非常に興味深いやり取り経緯の話を聞くことができました。
佐賀市の考え方は、
1.地域外からも人が集まる場所として整備する。
2.地域の方々が気軽に集まる場所として整備する。
3.維持管理コストの増大につながらないように、自立した管理運営ができる場所として整備したい。
結果的には、跡地の富士小学校は、撤去解体はせず、校舎を改修して今後、スポーツ合宿の誘致やイベント開催、サテライトオフィスなどの誘致を目論見、整備計画を目指すとのことでした。
過疎地域という地域環境は、つくば市の紫峰学園とも比較しても類似例もあり、つくば市の廃校による学校の再利用計画をこれから議論していかなければならない。会派のメンバーの議論も白熱したことは事実です。