秀峰筑波義務教育学校の開校の遅れ

秀峰筑波義務教育学校の開校の遅れの記事。

確かに、長雨による影響は事実であろうが、この工事の入札が不調になっていることは、あまり知られていない。

不調になったが故に、当然、発注が遅くなった。不調になった原因は、何か?一般競争入札によって建設業者も割の合わない入札には参加しなくなった。また市役所の積算自体が現在の市場単価とかなり相違がある場合もある。積算自体が間違っているケースもかなり多い。それによる積算の大幅な相違によって不調にあるケースもある。

もちろん公平で公正な入札制度が基本だ。巷間では競争入札自体がすべて公平で公正だが、現実的には、競争入札だから不調になることもあるということだ。

不調とは、行政執行ができなくなってしまうことになるので、行政運営上は、最悪の事態になるということだ。

今回の秀峰筑波義務教育学校の工事の案件が、開校の遅れという事態になった原因は、いくつか考えられるが、大きな要因は、この入札制度に原因があると私は考えている。

受注した会社は、もちろん工期は厳守しなければならないのは当然だ。だから会社の責任もかなりあると言えよう。違約金も要求しなければならないのではないか?

今回のニュースにはこのような原因が背景にあるということは、一般の市民の方にはあまり知られていないことだと思う。

不調にななり積算もやり直し、また、外構工事も分けて再度、発注したものだ。

建築のほうは、何とかなるらしいが、外構工事が大幅に遅れるようだ。

このニュースをみて問題点は何なのか?単なる施工業者や自然環境だけが原因ではないことをぜひ、市民の皆様に知っていただきたい。

開校の時期については、地元のPTAなどの意向を確認したうえで、速やかに対応をしていただきたいと思う。地元の協力なしにはできないわけだから。

新市長には、慎重なるかつ迅速な対応をしてもらいたいと思う。

 

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