候補者の心理

候補者の心理。

地元のごあいさつ回りをはじめた。候補者の心理とは、複雑なものだ。その一端をご紹介したい。

まず地元の近い人でもなかなか会って話時間は意外と少ないもので、人と会って話す時間が如何に重要だということをつくづく感じる。

時代の影響だろうが親しい人ともlineやツイッター、Facebookを活用しているので、きちんと対面して話す機会が少ない現実も感じる。

政治は、やはりface to faceが基本だ。人と直接会ってお話をすること。これを忘れてはならない。

インターンフォンだけで、実際には、会ってもいただけない方もいるのも現実だ。何回も続くと気が滅入る。また会って「がんばれよ」なんて言われて、また勇気が出てくる。そんなことの繰り返しだ。

ご意見、批判も様々。「当選すると偉くなったなあ」と言われると、(反省しなきゃ)と考えて、少し丁寧な話し方に変えたりもする。「ペコペコして、はっきりとした意見を言っているのか?役所の人間に堂々と言ってやってくれよ」なんて意見も。あれ?やはり偉そうな態度も必要だなあ。なんてことも考える。

選挙になると、この有権者や住民の方の意見や批判に、候補者は、一喜一憂しているのが、現実だ。良いとか悪いとかの問題ではなくて、この多くの声に打たれてボコボコにされるといっていい。むしろこれを乗り越えることが、議会制民主主義の確実性と安定性を担保していることになっているのだと私は思っている。

多くの意見により、ある面、逞しく政治家としてボコボコにされるくらいに、ぶたれるわけで、それに耐えてこそ、政治家になっていくものだ。だから当選もできるようになるわけだ。

住民の意見は、勝手なものだ。自分だけのことしか考えていないから、多くは、非常に利己的なものが多い。「あなたのご意見はまったく利己的なご意見ですね」などと、本当のことは言えない。言ったら、支持はもらえなくなる。しかし、現場で生活している人の意見は、後で、ゆっくりと、考察している。本当に必要な整備なのか?すぐに予算化できるものなのか?役所の担当などに確認して、精査するべきものだ。やはりそれが市民の声だからね。

本日は、ゴミ拾い活動からはじめます。その後、あいさつ回りへ。

今日は、どんなご意見をいただけるか?不安でもあるし、楽しみでもある。