学生インターンの活動

昨日、学生インターンのスタッフと打ち合わせをしました。18歳からの投票権拡大で若者の政治に対する意識は確かに高まっているのかもしれません。学生インターンを市町村の地方議員が受け入れることは、一つの大きな政治運動です。目立ちませんがね。新しい政治アクションです。
明治政府の発足した後に、当時の人々は新しい時代の到来に悩みながらも、経済、政治も近代化していきました。すべて日本が西洋の列強国に負けないため、法整備や日本国民としての自覚が必要だったのでしょう。
今の若者の政治に対する高まりは、明治の自由民権運動と似ていて、同じような運動ともいえるかもしれませんね。当時の明治維新でスタートした人々が、近代国家になるため戦うために必死だった。今の日本の若者の意識も何かそんな感じで、見ることができます。何をしていいかはわからないし、その表現する力もまだ未熟だけども、彼らは、それなりに必死に未来について考えていると思うのです。

坂本龍馬の「船中八策」でも「五箇条の御誓文」にも書いてありますが、第1条「広く会議を興し、万機公論に決すべし」と書かれています。日本の古事記にも、八百万の神が議論を重ねて結論を出して、天照大御神が詔を表現します。日本の決め事の特徴は、神話の頃から、みんなで話し合って決めようということになっている。政治の原点が昔から伝承されているわけですね。この日本の決め事の特徴が、私は、政治の原点だと思っています。

これからの政治で一番大事なことは、この日本の決め事の特徴の基本を、しっかりと知ることです。簡単なようで難しいし、難しいようで意外と簡単なことなのですがね!