新聞斜め読み
北島康介選手のオリンピックの挑戦が終わった記事が。平井コーチのコメントが載っていたが、コーチの心情を拝察すると感無量だろうな!?と思った。コーチの選手の絆が如何に重要なことか。選手ばかりが注目されがちだが、下支えをするコーチとの人間関係がしっかりしていなければ大記録や大選手は生まれないのだと思った。
「駕籠に乗る人担ぐ人」。政治の世界でも同じような場面はある。つくば市の市長をどのような人がいいのか?我々も考えなければならない。誰を担げばいいのか?みんなの意見を聞いている。
読売の橋本五郎の論説も興味深く惹かれる記事だ。自分も政治家としてそれなりの政治信条や物事の考え方は、持論自説がある。当然に。それに批判する意見や反対する方々の話を聞くのは、とても無駄だと考えていた。しかし、議員になってから、少し変わってきたように感じる。最近は、いろいろな考え方があると思うようになった。よく言えば柔軟になったのかな?とも思うが・・・。五代友厚の大隈重信に充てた書簡の中の五カ条はとても参考になる。「愚説愚論を聞くことによく耐えるべし。」自分の考え方と違う論は、愚説愚論になるのだろうが?その論拠なりをよく聞いてみるとそれなりに言い分もわかるようになった。少しは進歩したのだろうか?ま、評価は他人がするので・・・。
「事務に裁断を下すのは、時期の熟するのを待ってされよ。」市長を誰にするのか?誰を応援するのか?悩みどころだが、熟する時期は必ずやってくるだろう。決めたときは、迅速に機動力を発揮して動くべしだ。また籠に乗る人も、乗る時期や乗り方を間違えると、結局のところ、籠に乗れなくなってしまうことにもなる。乗りたくも乗れない人もいれば、乗りたくもないのに乗らざるおえない人もいる。それなりの運命の自覚も必要だ。それに気づかないのは自分の責任だ。
ニュースは斜め読みでも参考になることはたくさんある。
桜運動公園の桜を見ながら。
桜、とても綺麗。