総合運動公園に関する調査特別委員会。
本日は、「民意の把握について」が主に議論された。土地購入した時の「民意の把握」は適切だったのか?パブコメの内容や時期、手順などが細かく質問された。
執行部からは、担当部内のやりとりの様子が説明回答されていた。たしかに「民意の把握」の順序や手順が間違えていなかったら、もう少し違った結果になったと言えるかもしれない。しかし、担当部局の方の回答や説明を聞くたびに、この担当者の方々は、一生懸命、職務に全うして仕事をしているという印象で、質問としては、すべて担当者が答える。担当者は、市長の方針を受けて指示されて、その命に従って粛々とやっていただけなはずだ。その担当者ばかりが矢継ぎ早に、質問責めに遭っている。しかし、本来、責任者はトップの市長だ。事業の指示をした責任者の市長がいないので、なんとなく空回りしている様子だった。次回以降から、市長の出席を要望する議員もいたが、最もだと思う。やはり責任論は燻っていると言えよう。
また「民意の把握」というテーマで、委員会で問い質すのは、議員の方だが、我々、議員にも実はかなりの「民意の把握」の重要な責任性もあるということも忘れてはならないと思う。むしろ我々の方が、責任は重い。問いただされるべき者は、市長ももちろんだが、我々議員も問われていると考えなければならないだろう。そのために、選挙という民意の審査を受ける制度があるわけだから。