住民投票の是非を問う臨時議会の採決

昨日は、住民投票の是非を問う臨時議会の採決が行われた。5月8日の特別委員会で採決された修正案(修正案2)は、住民投票の投票用紙に、運動公園に「賛成・見直し・反対」の択一を明記した修正案が可決された。
今回の本会議では、共産党の滝口隆一議員他2名より、投票用紙に「賛成・反対」を明記した修正案(修正案1)が提出されました。

採決の順番は、まず修正案1 ⇒ 修正案2 ⇒ 「修正案の除く原案」 の順番の3回の採決を行うことになりました。

結果を見ていただきたい。採決一覧表をご参照頂きたいと思います。

採決予想表

結論を先にいうと、修正案1については、特別委員会の委員長であった金子議員が修正案1に賛成したため、賛成13・反対13の同数の結果になりました。同数の場合は、議長採決になり、議長は「賛成」と判断して、修正案1が可決することになりました。
修正案2の採決では、すでに修正案1が多数で可決した結果を踏まえて、採決をしないことになり議長よりの説明がありました。

最後に、「修正案を除く原案」の採決に移りました。私を含む3人の反対がありましたが、賛成23で、住民投票法案は可決しました。

8日の特別委員会での自由討議の場で、「住民投票は必要があるのか?という議論がないのでしょうか?」との意見に対して、議論の展開が発展せず、最終的には住民投票を行うことを前提に議論が展開されてしまったことについては、なんとも自分の本意ではない議会での議論だったと思っております。

本会議の採決でも、私自身の投票行動には結果として、「修正案には賛成して、修正案を除く原案に対しては反対」という投票行動を取らざるを得ませんでした。残念でなりません。私が修正案をすべて反対した場合は、市民団体が提出した原案が成立してしまう可能性を考えて、共産党ほか2名の提出された修正案に賛成の投票をしたわけであります。

政治は、結果です。結果がでなければなんにもならないわけで、今回の自分の行動や意見についても、もう少し強い意思表示を表現する必要があったのではないか?忸怩たる思いでありました。

ともあれ、近く住民投票が行われます。その推移と結果を粛々と見ていきたいと思います。

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