行政視察3日目。宮崎市景観計画について

行政視察3日目は、宮崎市の景観計画について

宮崎市は、九州南東部に位置し、地形は北部から西部にかけて丘陵地が連なり、南部は鰐塚山系、双石山系の山地で占められている。面積は、644.61平方km。人口は、402,623人。
市内の北部には、一ツ瀬川。中央部に大淀川、清武川、加江田川などが東流し、広大な宮崎平野を形成して日向灘に注いでいる。東武の海岸は、白砂青松の砂丘が続きますが、市南部に位置する青島以南は、山地が海岸まで迫り、複雑な海岸線を呈しています。
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宮崎市の景観特性は大きく3つに分類している。「市街地の警官」「田園・集落の景観」「山並み・緑地の景観」。南北に連続する海岸線、市内各所を結ぶ道路、東西を貫流する大淀川、山並み・緑地がつくば緑のスクリーン。
豊かな広がりのある景観構成を条例により保っている。宮崎市の景観条例については、全国的に見ても地方自治体としてはかなり厳しい基準を条例で定めている。あまり厳しいと経済活動にも支障がきたすのでは?ないかと思うほどだ。
特に、建築物などの色彩ガイドラインは、興味深かった。色彩誘導の「基準値」と「推奨値」は詳細に色見本一覧が明記されている。色彩誘導指針にもその対比をわかりやすく表記していた。ここまでやるのか??と思うほどだ。
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最後に、担当者との話は、統一地方選挙のことだった。宮崎市議会議員の定数削減が確定されたようで、4月に行われる市議会議員選挙では、70名を越す立候補予定者がいるとのこと。定数が40だそうで、かなりの激戦になるようだ。
どこも大変なんだなあとの印象だった。
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午後には、帰路にたち、久しぶりに飛行機からの富士山を眺めることができた。不思議だが、写真に撮りたくなる構図だ。「やっぱり富士は日本一」。昔の人の言うことはあたっているな。