選挙!選挙!選挙!-1
巷では、衆議院の解散からすっかり選挙モードに入っているようです。しかし、今回の解散についての有権者の反応は厳しいものがあるとの印象があります。私はもともと茨城県議会議員選挙の準備のために、だいぶ前から選挙モードに入っていますが、今回の衆議院の解散の影響により、茨城県議会議員選挙にも大きな影響がでることが予想されるわけで、その対応に苦慮しているところでもあります。
茨城県議会議員のつくば市の選挙区は、定数が4名。現在、現職の飯岡英之(自民)・鈴木まさし(自民)・星田こうじ(自民)・田村けいこ(公明)の4人に対して、共産党の山中たいこ・つくば市議会議員のジョンヘイズ・維新の党から荒山千秋が、立候補を予定していて、7名の争いになる様相だ。
前回(2010)の選挙結果を参考にすると下記のとおり。
星田 14,265
飯岡 14,181
鈴木 12,401
田村 11,688 以上は当選。
塚本かずや 11,315 以下は、落選。
山中たいこ 9,003
投票率 45.81% 有権者数は約160,000。
ここに、衆議院選挙の解散が加わるとどのような影響がでるのか?まず、投票率。2,012年の解散総選挙の投票率は、56.65%(つくば市選挙区)。
つまり衆議院選挙の方が、投票率が10%強高い。これがつくば市の特徴だ。これは無党派層の方の投票が多くなるということだ。どのくらいかな?計算は難しいが8,000~12,000票くらいは、無党派層の人が投票にいく人が増えるということだろう。私の支援は、現職の鈴木だが、鈴木を含む星田、飯岡の支持層の変動は、あまり影響がないだろうが、これだけの無党派層の行方はどこにいくのか?と予想すると、共産党の山中、ヘイズ、維新の荒山へと行く可能性は大きいと思う。
ということは、現職以外の候補者で、特に革新系および無党派層と言われる共産党やヘイズさん、維新の党の方々のどなたかが当選ラインにくい込む可能性が大きい結果が十分予想されるわけである。衆議院議員選挙の影響は、このようにかなり大きい。この現象が選挙結果にどのようになるかが??今回の選挙の注目される点だといえよう。そうするといわゆる自民党の候補者、星田、飯岡、鈴木、そして公明党の田村も、票の凌ぎ合いが行われていて、保守系の争いが激化している様相となっているわけである。
所詮、選挙は、自分が当選しなければならない。複数の定数といっても、このような混戦模様となれば、仲良く自民党系で当選しましょうとは言っていられない状態になっているのだ。さらに選挙戦を難しくしているのは、選挙期間中は我々、つくば市議会の議会開会中でもある。最終日には、議長選挙もあるので、情報選が錯綜すると思われる。選挙、選挙、選挙でストレスも溜まってくる理由もご理解できるだろう。とにかく、当初からの予想とは選挙の状態が激変しているのが今回の選挙の難しいところでもあるわけであります。