周辺地域を知る。

先日、つくば市の元総務部長をされた方が亡くなりました。Hさん。旧桜村に住んでいて歳は82くらいだったかと思います。私は、ある県議会選挙の時に初めてお会いしたのですが、元々、市役所の職員だった方で、旧桜村時代からの現在のつくば市が合併した当時の市政の状況など、現場担当者として尽力された方だと認識している。私から見れば、お祖父ちゃんの年齢の方だが、初めて会った時から、私が、市議選挙に当選したあとも、何回となくお宅に訪問するといろいろなことを話してくれました。昨年の暮に、戸別訪問をして、最後にお会いした時まで、Hさんのお話は桜村からの行政の歴史が聞けるので、とても勉強になるので私もありがたかった。市議選挙では、懇意にしている方がいるので私には応援はできなかったのですが、当選後はそんなことは関係なく、渡り鳥で飛んでつくば市に住み着いた私に「桜地区の議員だから桜地区のことは、桜地区で当選した議員さんがみんなで力になってもらわないといけない。頑張って欲しい」と、常に励ましのお言葉を頂いた。正直、嬉しく思っておりました。

元気だったので突然の訃報にとても悲しく思いました。

本日は、旧桜村の下広岡エリアを会報誌を配布しておりましたら、やはり82歳の方としばしお茶のみ話。先ほどのHさんとは同じ年だとのこと。やはり昔の桜村からつくば市の現在のことも含めて、いろいろな地域の歴史やそれに至る経緯を聞くことができました。歳はかなり高齢な方でも、まだまだ現役の方は、多くいる。地元の地域を愛して、この地域の発展に希望を見出している。学ぶことはものすごく多いですね。このように地域に長く住んでいる歴史をよく知っている方はまだまだ多くいるはずですね。
しかし、地域に若い方がいないのもかなり深刻だとも感じる。つくば市の周辺地域に潜む深刻な問題だ。もちろんサラリーマンが多いから仕事にみんな行っているわけだから当たり前だが、・・・・。これでこの周辺地域の問題はいいものか?と思いながら、歩いている。

年に2~3回しか市内を歩けないが、やはり歩けば中身のある貴重なお話を聞けるチャンスもある。地域の現状も改めて肌で感じることもできる。郵便ポストの場所も大体わかってくるし、家と家の間の早道もわかるようになってきた。飽きずにやることだ。「選挙の時にばかりお願いにしか来ない」とは言われないようにしたい。それだけは、無いように、日々の活動報告を一件一件歩いて、手渡しで、渡している。時間はかかって地味だが、確実に私の糧になると信じて明日も歩こう。