防衛協会青年部会の総会

昨日は、茨城県防衛協会青年部会の総会に参加しました。

今年は、全国の防衛協会青年部会の全国大会を茨城で開催するとのことで、予算及び計画が決議されました。10月21日~22日の2日間で開催される。防衛協会青年部会は、自衛隊に対して様々な方面から、後方支援をする団体だ。一般国民には、自衛隊の普段やっている活動がなかなか理解されにくい。最近では、PKO活動で世界的な平和維持活動に対して、日本の自衛隊が活動していることが知られるようになった。東日本大震災や台風や竜巻などの自然災害などでも、自衛隊に活躍していただいている。

 

昨日は、元航空支援集団司令 空将の永岩俊道 氏の講演がありました。

すでに自衛隊のOBではありますが、現在の日本を取り巻く安全保障の現状を、元自衛官という立場から今までの経験談を含め、『今、日本がおかれている危機』というテーマでお話をしていただきました。

 

以下、箇条書きだが、要点を書き留めてみた。

  • 日本の国民は、北朝鮮や中国などの日本の周辺の防衛危機を理解していないこと。
  • 北朝鮮の核保有やミサイル連続発射の意味は、どういうことなのか?
  • 中国も習近平によるキャベツ戦略とは?台湾線上には約1000発のミサイル配備していると言われている。
  • 内向的に進むアメリカ。トランプは自国優先に。
  • 日米同盟の意味は?必ず日本の危機が迫った時に、アメリカは助けてくれるのか?助けてくれないかもしれない。日本人だけが同盟国だから助けてくれると思っているが?
  • 日本人が自衛隊に寄せる信頼度の高まり。日本人の90%以上が自衛隊を評価している。
  • しかしながら、自衛隊に自分の子供たちを行かせるか?と言えば15%程度しか?
  • 日本人の意識。日本のために戦えるか?との問いに、少ない意識。逆に自衛隊が助けてくれるもんだと思っている。自衛隊の人材不足。呼びかけても自衛隊の志願者が少ない。
  • 平和な日本人意識。自分の国は誰かが守ってくれると思っている。
  • 自分の国は、自らの手で守るという意識が希薄なのではないか?
  • ロシアの脅威。
  • カスピ海からシリアに向けて、36発の巡航ミサイルをお構いなしで打ちまくるロシア。
  • プーチンの腹黒さ。強さ。

 

他にもいろいろ講演を聞きながら、書き留めて、考えさせられることばかりであった。

つくば市議会議員としては、地方自治のことばかりやっていれば良いとの声はあるが、それだけでいいのか?

 

今日は、私の誕生日。多くの方から、お祝いのメッセージをいただいた。うれしい限りだが、余計に、我は何をなすべきか?自問自答している。