都市建設常任委員会と議会活性化特別委員会

昨日は、午前中は、都市建設常任委員会。午後から議会活性化特別委員会。

主な内容は・・・。平成26年度予算の中で、ペデストリアンデッキの予算に議論が。これは、ここ1週間前くらいから市役所の道路課などにも市民からの「苦情、要望」の電話があった。つくば市の赤塚公園からセンタービル方面にある石畳の遊歩道に関する要望の件だ。まだ学園都市が整備された時に、当時は、景気もよく予算も多く着いた時に整備されたもので、ヨーロッパの石畳の遊歩道のような景観が良い道路を整備した。現在は、20数年も立って、その遊歩道の老朽化などにより、つくば市の道路課でも改修事業をしている。市民からの要望では、その改修に同じような石畳の現状復帰の整備をしていわゆる「景観」を守ってほしいとのことのようだ。

現在、つくば市の道路課の回答では、透水性のアスファルト舗装で改修をしている旨の説明があった。

私のところにも、いわゆるその「景観」を守ってほしい市民の方からの電話が自宅にも掛かってきたようだ。Facebook にもその要望を送られた方もあった。

共産党さんの議員の方から、また他の議員の方から、なぜ「景観」を無視した事業を進めているのか?などの質問が相次いだ。

私は、過去に自分が建設業でしかも今回のその赤塚公園の遊歩道の工事現場を担当したことがあったので、その時の経験談を意見としてお話をした。

「市民からの要望で『景観を守ってほしい』との意見は最もであるが、一方で、つくば市の道路課も、景観以外の安全性や通行上の利便性や費用対効果などいろいろな大局からの見地に立って、道路行政をしていると認識している。今回のペデストリアンデッキの整備事業も各方面からの識者(大学や研究機関、市民等の意見)もトータル的に判断してのことだと思います。私自身の経験から今回の現場は、現状の石畳(ほかに業界用語で『ピンコロ』と言われる材料を使用しています)の歩道は、景観性は良好かもしれませんが、通行性や安全性を考えると非常に危険であります。業者としての専門的な立場でも、改善を行政に対して意見を言うと思います。私も当時、現場代理人をしていても、工事現場の通りをあるく歩行者がつまづいて転んでいる方もいらっしゃいました。市民の方からの私のところにきた要望の内容では、『道路課が業者に丸投げして、業者が勝手にアスファルト舗装にしている』との内容が書かれてありましたが、事実としてそんなことはありません。業者側も専門的な見地に立って改善意見をしているわけで、極めて冷静な判断だと私は思います。今後も、もちろん景観性なども市民の声でありますが、安全性や利便性など、また予算的な面もありますので、トータルで、公益に寄与する整備を粛々としていただければと思います」とコメントさせて頂きました。

市民の声は、もちろんいろんな声があります。しかし行政は最終的に市民の税金を使用する上で、多様な要素を、多様な意見をまとめて検討して、最終的に行政執行するものです。「公益を重視して」今後も道路行政に反映していくものであると考えます。

また、都市建設常任委員会終了後、執行部に少し残ってもらい、今回の大雪に関しての道路維持管理や災害対策に対しても、意見交換がありました。
⇒ 「大雪の当日には、前の晩から、各地区の道路維持管理の建設業者さんに依頼して、待機して頂き、いつ何時もすぐに対応できるように準備しておりました。ただ現実的には、あれほどの大雪になると想定外の積雪だったために、市民からの要望に対して、対応できなかったことも事実であると考えております。また、維持管理業者以外の市内の建設業者の方が、ボランティアで、各地域の市内道路を除雪作業をして頂きたことは、認識しております。今後、今回の反省を受けて、今後の対応に活かして行きたいと思います。」との道路課のコメント。

私の方からは、「あれほどの大雪になったら、災害対策本部を設置してから、協定を結んでいる建設業界などに要請しても、間に合わないのが現実。緊急時では、道路課などの現場の判断で、今後、災害復旧要請ができるような検討を庁内でするべきではないかと思います。竜巻や大震災の時は、必然性で、やっていたはずです。今後、今回の教訓を活かして、庁内で検討すべきと思います。」以上のような内容の意見をさせて頂きました。

今回の会派代表質問の内容が、安心な地域づくり。防災対策だったのもので・・・・。

午後からの議会活性化特別委員会では、議会基本条例の部会の報告があり、今度の割り振りなどが協議されました。

それにしても、疲れた一日でした。
結構、張り込み状態だったので、疲労感は充満してました。終了して会派室に戻った時は、ガクッときた。なにか体調も悪かった。いくらか血圧が上がっていたのかもしれない。ふう。

ちょっと体調がよくなかったな。