3月議会が終了しました。

3月議会を終えて。

さて、改選後の初めての来年度(令和3年)予算を審議する3月議会が終了しました。

一般会計 897億1300万円 前年比で118億8000万円の増。

特別会計は、

国民健康保険      176億9570万3千円

後期高齢者医療保険    21億9567万6千円

作岡財産区               11万4千円

公平委員会             104万1千円

介護保険事業            144億3112万3千円

 他にも 水道事業会計    97億7710万5千円

下水道事業会計    166億9906万6千円

総合計額は、 実に、1495億1282万8千円 に及びます。

大きな論争としては、つくば駅周辺の中心市街地活性化に取り組むため、つくば市が4月1日付で設立を予定している第3セクターのまちづくり会社に対する賛否が分かれましたね。

一般質問でも「不明な点が多く説明が不十分」「経営が厳しくなったらどうするのか」などの意見が出されました。

他にも、児童・生徒の急増により、学校ばかりでなく給食センターも足りなくなることが想定されるため、25年度の開所を目指し新桜学校給食センターの設計(約2200万円)を実施。この予算案に対する議論は集中しておりました。

給食センターは今年4月、1万2000食を調理できる「つくばほがらか給食センター谷田部」が開所したばかりだが、さらに新設することになります。

財政的な懸念もありました。

総合運動公園用地(同市大穂、約46ヘクタール)として取得した土地をどうするか?

つくば市は、土地開発公社が金融機関から66億円を借り入れて購入し、24年3月が返済期限となる。毎年約3600万円ずつ増える利子を減らすため、3月補正で約53億円、21年度当初予算で約9億円を、市が公社に無利子貸し付けをして返済する。残り約6億円は22年度と23年度にさらに約3億円ずつ返済し、1年前倒しで完済する。これにより利子を約1億円減らすことができるという。

しかしながら、財政調整基金を取り崩すことに、大きな懸念を指摘する議員からの意見は多く出されました。

私は、一般質問などもしませんでした。議会運営副委員長としても、新人議員などの個性やどんな議論展開が進むのか?新しいつくば市議会を、ちょっと距離を置いて、冷静に見ようと考えた理由からです。

次は、6月議会です。コロナやオリンピックの動向も気になります。

そして今年は知事選挙と衆議院選挙もありますね。

身体と相談しながら、粛々と政治活動をしていこうと思っています。引き続き、皆様には、忌憚のないご意見などを頂ければと思います。

つくば市議会議員 総務委員長・議会運営副委員長 五頭泰誠