高エネ研南側未利用地の特別委員会

議会では、高エネ研南側未利用地の特別委員会が来週に開催されます。

委員会では、議員の多くの意見を集めるために、事前に、質問をまとめることになりました。私も4点ほど、質問事項をまとめました。ご参照ください。

高エネ研南側未利用地に係る事業計画に対する質問について

五頭泰誠

1. もともと総合運動公園基本計画の候補地として、前市長が一度は計画したもの。陸上競技場もその中の一つだった。五十嵐市長が市長公約の陸上競技場の建設も、当時は、その中の一つのアイテムとしてあったもの。現在、市長が陸上競技場の建設に対する考え方は、廃校跡地の再利用と陸上競技場がセットになっているものであるが、高エネ研南側未利用地の前市長の計画は、白紙撤回になったものの、現在、つくば市が所有している46.5ヘクタールもの、有効活用を議論するうえで、陸上競技場の活用について、一切、検討しないのは、多様な議論を排除している印象に感じます。その理由について、伺いたい。

2. 重要なことは、あの土地を、如何に有効活用するか?の議論がなされていないように感じる。事例を上げれば、つくば市の最終処分場が、民間の処分場へお願いしているが、それが5年で受け入れ量がいっぱいになる。6年目以降をどのようにするのか?他の他県へ、もしくは他の自治体および民間処分場を確保するのか?できるのか?つくば市で最終処分場を確保するべきとの考えもある。その場合は、高エネ研南側未利用地が活用できるのか?他にも、市営の霊園などの市民要望の意見も多く聞く。高エネ研南側未利用地に市営霊園事業として活用可能なのか?できないのか?

陸上競技場が建設できるのか?できないのか?または、他にも今後、つくば市が行政として取り組む問題として、あの土地の有効活用ができる事業が他にもあるのか?ないのか?多様な議論が必要だと思うが、その多様な議論の可能性を排除するべきなのか?しないのか?お考えを伺いたい。

3. 民間に公募するにしても、9月議会の一般質問でも質したとおり、売却して得た金額で、銀行に返済して、残りの残債金額(約27億円)について財政調整基金を取り崩す案については、財政上の不安が残る。近年の千葉県などの台風被害などの状況を鑑みれば、財調の取り崩しは、慎重であるべきと思います。今年度の予算案も財調の取り崩しをしたばかり。民間公募した結果、財調取り崩す内容であれば、現在の事業提案者の名前を公開して、検討すべきとも考えます。事業者の財務内容なども議会で議論すべきとも考えますが、如何でしょうか?

4. また市長の財政運営の基本的な考え方、今年度の予算も財調の取り崩しの予算案だったわけで、今回の提案もそうだった。クレオの時もそうだった。財調の使い方に関する基本的な考え方を伺う必要があると考えますが、如何でしょうか?現在は、来年度の予算編成も取り組んでいると思いますが、来年度の予算編成は、財調を取り崩すような予算編成ならないように、要望しますが、その辺の税調取り崩す予算編成の考え方をお聞きしたいと思います。