議会運営委員会 行政視察 第1日目

行政視察 第1日目 坂井市議会

坂井市は、人口91,680人。面積 209.67㎢。

福井県の北部に位置し、平成18年に坂井郡の三国町・丸岡町・春江町・酒井町、4町が合併して誕生。

坂井市の議会改革は、主に、次の通り。

〇政務活動費の情報公開。〇視察内容の公開。〇市民との意見交換会。〇高校生議会。〇傍聴規則改正。

市民との意見交換会は、23のまちづくり協議会との意見交換会を毎年開催している。

また商工会との出前議会なども。18歳以上の政治参加の活動として、市内に3校ある県立高校との高校生議会も開催している。その開催の内容を興味深く聞かせてもらいました。

若い世代の議会に対する堅苦しい印象を変えることできる。議会での様子をしっかりと伝えることもできるとのこと。一方で、具体性に欠けるところなどもあるようです。

坂井市議会の議長を含め、担当の議員や議会事務局の方のお話を聞いていると、現実的に、議会改革という「言葉」が先行して、中身が伴わない場合もあるようです。

つくば市も中身を重視して、参考にしていきたいと感じましたね。

視察の終わった後に、堺市の歴史と観光など街の特徴などを少しお聞きしました。

坂井市の主な観光は、「東尋坊」が一番有名なのではないだろうか?途中、立ち寄った「越前・丸岡城」も、現存する天守閣の中でも最も古い建築物で、昭和9年に国宝に指定されたものです。

織田信長は、越前の一向一揆を平定するために、柴田勝家に北ノ庄(きたのしょう)(福井市)に築城を命じます。勝家は甥の柴田勝豊を豊原に派遣して、城を構えましたが、1576年に豊原から丸岡に移り城を築きました。これが現在の丸岡城になります。

日本最古の天守閣をもつ丸山城の石碑には、徳川家康の家臣の本多作左衛門重次(ほんださくざえもんしげつぐ)が、長篠の戦の陣中から妻に宛てて送った手紙文が刻まれています。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」

最も短い手紙文として知られている一文です。

この石碑をヒントに、日本で一番短い手紙文の再現と手紙文化の復権を目指して、坂井市では、毎年テーマを決めて、日本一短い手紙を募集。「一筆啓上賞」を実施しています。

日本国内のみならず海外からも多くの応募が寄せられています。

重次の手紙文の意味は、唯一の男子(他の4子は皆女児)である仙千代のことを心配しながら、留守を守る妻に御家をしっかりとみる様にと送った手紙では、大切な事柄を少ない言葉できっちりと語り掛けています。

「火の用心」とは、本来の火事に注意することはもちろん、家中全体の取り締まりに気を配ることを示しており、「お仙泣かすな」は、幼い嫡男の仙千代の養育を怠りなくしなさいということ、そして「馬肥やせ」とは、武士にとって戦場で命を預ける大事な馬の世話を疎かにしない様にということから転じて、贅沢を戒め無駄を省いて倹約・蓄財に努めよ」との教訓にも読めます。

日本語の深みを感じながら、一筆啓上を読ませていただきました。

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