行政視察 2日目。都城市「Mallmall(まるまる)」

行政視察 第2日目

都城市の中心市街地中核施設「Mallmall(まるまる)」

都城市は、平成18年に山之口町、高城町、山田町、高崎町と対等合併。

人口減少により、中心商業施設の売り上げ減少。商業施設の撤退などが加速。

百貨店の大丸が閉店して、それを商工会議所が買い取って、再生を図るが、結局、行政の決断により、市が大丸跡地を購入して、中核都市施設の整備を図る。

総事業費は、65億円(財源:社会資本整備総合交付金・合併特例債・基金・一般財源)

中核施設の名称「Mallmall(まるまる)」。市民交流プラザ、保健センター、まちなか交流センター、未来創造ステーション・図書館。

図書館は、旧図書館の約3倍の規模に拡大して改修。これが2018年度グッドデザイン賞などを受賞。図書館開館295日目で、100万人の来場者数を記録。

平成28年度の旧図書館の年間来館者数は、約17万人だったので、約10倍の来館者数になった。

特に、図書館は、旧大丸の施設をリニューアル。施設の活用やデザインなども市民が使いやすいように工夫がされている。これが思わぬ大反響。

今後は、図書館の大反響で得た、来場者数を如何に継続していくのか?または、如何に、中心市街地の経済的な活性化に結び付けるか?が課題。

つくば市のクレオなどの駅前周辺地域の活性化の案件と比較しながら、会派メンバーも担当者にいろいろな質問をしました。