行政視察 第1日目 かごしま環境未来館

行政視察 第1日目

かごしま環境未来館

鹿児島実業高校の跡地に、市民及び事業者が環境について関心や理解を深めて、日常生活や経済活動において自発的に環境保全活動を実践することができるように、またその活動の輪を広げていくことを促進するために、平成20年に設置された。

敷地面積 10162.44平方メートル。コンクリート造2階建て。普通車43台、バス4台、駐輪場70台の駐車場。1階は、展示学習ゾーン、リユース、リサイクルショップ、リサイクル工房、実験学習室、食工房。2階は、多目的ホール、研修室、活動支援室。

事業費は、43億6千万円。用地費 約22億2千万円。工事費など、約21億4千万円。

財源:国庫補助(まちづくり交付金)39.5%。起債(合併特例債)56%。一般財源4.5%。)

管理運営は、指定管理者。公益財団法人かごしま環境未来財団。運営期間は5年。

職員数:6人。嘱託員17人。

運営開始から10年目を迎えるが、来館者、年間に開催される講座などの数は、安定的な数字になっている。すっかり鹿児島市の休日の憩いの場になっているようで、当日も、多くの家族連れが訪れていた。

1階の展示ブースのプロデュースを手掛けたのは、乃村工藝社。10年間は、展示物や配置位置までも変更することができないらしい。

つくば市の学校廃校跡地の問題には、活用できるかもしれないと感じました。鹿児島市の中心地にある場所で、年間の鹿児島市からの運営予算は、約1億8,000万円。けっこうな予算規模でちょっと驚きました。