視察第2日目、甘楽町の(仮称)甘楽PAスマートインターチェンジについて

視察第2日目、甘楽町の(仮称)甘楽PAスマートインターチェンジについて

 

群馬県甘楽郡甘楽町。人口13,212人。面積58.61平方キロメートル。

 

上越自動車道の富岡IC ~ 吉井IC の間に、(仮称)甘楽PAスマートIC を計画。平成28年度新規事業化が国道交通省から決定された。現在、測量調査をしている現状です。事業費は、21億円。町の予算は約7億円。

ちなみに、つくば市も平成29年にスマートインターチェンジが決定されました。つくば市の場合は、事業費は約27億円。つくば市の事業費は約7億円になります。

 

甘楽PAスマートインタチェンジは、計画交通量930台/日。共用予定時期2023年3月を予定しています。

 

スマートICの設置による期待される整備効果としては、下記の通り。

  • 町内アクセス性の向上。
  • 物流機能の強化
  • 工業団地への所要時間の短縮。実際に、今回の計画が決定して民間会社が工業団地に本社を移転することに決定した事例がある。
  • 周遊観光ルートの形成。隣接する世界遺産「富岡製糸場」との周遊ルート形成による観光客の創出。こんにゃくパークなどへの誘導。
  • 安全安心なまちづくり。市外への第2次救急医療施設への搬送時間短縮

 

 

役場にて概要説明を受けた後、実際に甘楽PAに移動。現地にて説明を受けました。

つくば市と比較すると甘楽はもともと甘楽PAがあって、そこにスマートインターチェンジを設けるタイプ。つくば市は、新たにスマートインターチェンジを設けるタイプになります。

つくば市も決定した工程に沿って、事業を進めております。決定した場所の近隣の工業団地の開発や道の駅なども要望されています。スマートインターチェンジの整備効果を最大限に発揮できるように大いに議論を展開する必要がありますね。参加した議員の中からも、街づくりに対するたくさんの質問が出されました。