庚申様

昨夜は、吉瀬のお庚申様。今でも続く吉瀬の伝統行事でもあります。
「庚申講」と呼ばれる地域行事ですが・・・。

この行事は、年に1回(昔は年に何回もあったらしい?) 各家 持ち廻りで「講」を行ないます。
昔は、どの地区でも「庚申講」があったそうですが、今では廃れてしまって・・・やっている地区は少ないそうです・・・

まぁ・・・内容は、お酒を飲んで「今年は米、取れたかぁ~?」と、かっ騒ぐだけなんですけどね~ ♪
昨年から、10家ほどで、開催することになりまして、今回は、次回からの順番決めをくじ引きで・・・。

※庚申様とは・・・
庚申信仰という中国に伝わる古い信仰から作られたのです。
その信仰によると,60日に一度めぐってくる庚申(かのえさる)の日の夜,人が眠っているすきに,身体の中にいる三尸(さんし)という虫が天にのぼって,天帝にその人の罪を告げるので,命が縮められてしまうといわれていました。そのため,人々は庚申の日は眠らないようにみんなで集まり,飲み食いしながら夜中眠らないようにしたのです。
こうした集まりは庚申講(こうしんこう)と呼ばれました。
庚申様は農業の神様としても信仰されており,庚申講では農作業の順調や豊作(ほうさく)をみんなで祈願(きがん)しました。