一般質問 上下水道事業について

昨日は、2期目の当選後、初めての一般質問でありました。

 

その内容を少しお知らせしたいと思います。

 

水道事業について

 

まず水道事業会計は、一時はピークには70億円余りあった積立金が平成28年度末で約7億円あまりしか残ってないこと。平成29年度末の予想では、3億8千万円の想定であること。平成30年度の予算編成作業に甚大な障害が生じる可能性があることも、明確に答弁がありました。

 

これに対して、五十嵐市長も、「積み立てを取り崩していく無責任な経営をすべきでない」との答弁でした。しかし、38%の値上げの審議会の答申案に対しては、市民の負担増の観点から、検討しなければならないとの考えでした。

 

私は、水道事業についての審議会は2年間で9回行った。その審議会の内容は、時間をかけて冷静かつ慎重な議論に基づいての結果としての答申が提出された。よって、38%の値上げ幅(正確に言うと、経営改善案なのですが、)の答申案は、議会で多数の議員の議決を得るためには、しっかりとした根拠となる意見が集約されており、市民に対してもしっかりと説明責任ができる内容である。その答申案を機軸に水道料金の改定案の早急に提出するべきであると主張させていただきました。

 

この水道料金の上げ幅と議案を提出する時期については、五十嵐市長は、「平成29年度半ば」、上げ幅の38%については、否定的な見解を述べました。私は、上げ幅は答申とおりの38%を堅持する。提出する時期については、早急に、やるべきとの意見。市長と私との水道事業に対する考え方には、相違点があると思います。

 

どちらにしても、現在の段階で、市民生活に直結する重大な案件でありますので、議員としてもできるだけ、議会での議論を公開して情報発信するべきものと考えております。

 

昨日の質問で「値上げをしろ!」と明確に発言したので、一般市民の方には、「負担をしろとはどういうことか?」と批判の的になることは、十分予想されることと思います。ぜひ、市民の皆さんからの忌憚のない御意見をと考えております。

 

取り急ぎ、昨日の一般質問を終えてのご報告まで

文責  五頭泰誠