The 選挙

The 選挙

参議院選挙も後後半戦。与党が過半数を超える勢いのようだが、油断はならない。常総市長選挙もあと3日。自民党の県会議員がほぼ総出といっていいくらい元県議の神立候補者を支援している。

つくば市長選挙とつくば市議会議員選挙も今年の秋、11月に予定されている。

選挙の基本とは何か?我々政治家は常に選挙にされされている。その選挙で何とか勝ち抜かなければならないが、その基本は何なのか?

まず家族の同意を得なければならない。他人を説得する仕事なのに、家族を説得できなければ、一般的には無理な話だ。

次に地元だ。せめて地元の地域の方に、一定の支持を取り付けなければならないだろう。市議会議員だろうが県議会議員だろうが、市長選挙であろうが、地元以外を歩いた時に、「地元の支持は得ているのか?」と問われて、「はい大丈夫です」とくらいは言えなければならないだろう。

よく市民の方の政治家にあたる批判に「選挙の時ばかりお願いにくる。」「選挙の時にしか、顔を出さない。」というコメントをよく耳にする。至極もっともな話だ。有権者からすれば、自分の都合のいい時だけは、「お願い」にくるわけだから、都合が良すぎるという話になるけだ。

その批判に対して、在職中の選挙の無い期間でも、あいさつ回りや顔出し、戸別、ビラ、活動報告の配布をマネにやらなければ、言われる。きちんとやっていれば、さっきの批判をかわすことができる。

さて、さらに重要な政治の基本理念だ。基本的な政治スタンスをころころ変えられてはどうしようもない。つくば市にも前には「議員定数を削減」を訴えて議員に当選した人がいたらしい。その議員は当選したら、定数削減案が議会に提出したら、反対票を投じた。そんなことも過去にはあったらしい。そんなことでは、有権者の裏切り行為だ。

現在、つくば市の市長選挙の立候補予定者の情報が、巷間、いろいろ噂されている。私も実際のところ、いろいろ言われる。

私の考えをいろいろキチンと話を聞いてくれる人物がいいと思っている。市原市長を支持してきたが、結局のとこと、我々の意見などは、最終的には、とうてい聞く耳を持たない関係になっていった。

もちろん自分の考えがすべてではないから、一方的な意見は受け入れられない案件はあるし、実現不可能なものもあるだろうが、とにもかくにも、一回はしっかりと私どもの意見や話をしみじみ聞いてくれる人がいいと思う。結局、まったく無視などはなっから相談も受け付けないような人が、とてもつくば市をまとめるようなことはできないと思う。

政策についても言える。総合運動公園の白紙撤回にしても、私は、必要なものは整備するべきだとも考えている。陸上競技場や体育館にしても、公式公認の記録が取れる競技場は必要だ。これを今後、整備するという方針の方が良いと思う。水道料金の改定もある。私は一定の改定は、水道会計の健全化を考えれば止む無しと考えている。この大事な案件をさけて通るわけにはいかないだろう。これに反対する候補者を支援するわけにはいかないだろう。

他にも個別の案件もいろいろあるだろう。どの候補者がどんな考えを持つかによって、支持なのか?応援できるのか?出来ないのか?いろいろなケースが考えられる。また会派の仲間との協議も必要だ。

参議院選挙が終了すれば、あっという間に9月議会。9月議会が終われば、すぐに、選挙モードの最前線に入るわけだ。

選挙とはいつにおいても、どんな選挙でも、厳しい。緊張感がある。

参議院選挙と常総市長選挙、そして、東京都知事選挙。つくば市の市長選挙と市議会議員選挙の話を聞きながら、毎日、いろいろ悩んでいる。

どう戦おうか?自分は支持を得られるだろうか?どんな批判を浴びるだろうか?

怖さもある。

続く・・・・。