丹羽雄哉代議士の次期衆議院選挙への不出馬の新聞記事。
もとスタッフとしては、いろいろな思いが巡る。
先代の丹羽喬四郎から数えれば、約60年あまりをこの茨城県つくば市を含む選挙区(中選挙区の時は第3区。小選挙区は第6区)から代議士として活躍してきた。
丹羽雄哉代議士といえば、やはり日本の医療社会保障制度の形成に大きく貢献してきたことだと思う。一般的にあまり知られていないが、現在、施行されている後期高齢者医療制度の導入、介護保険制度の創設の時にも、その担当者として大きく関わってきた。丹羽代議士の功績は大きいと思う。もちろん国民世論の中には、それなりに多くの批判はあるが、総論で冷静に考察すれば、日本の皆保険制度をなんとか守り抜くことを前提に、力を発揮された。当時は、私自身もスタッフとして働いていたが、その重要度はあまり感じていなかったが、17数年を経た今、私が市議会議員となって、この日本の医療、社会福祉制度を考えると、当時の丹羽雄哉代議士が行ってきた仕事を評価することに何のためらいもない。逆に、声を大にして評価したいと考えている。スタッフとして従事していたことも自負したい。
その代議士の引退の新聞記事は、それなりに感慨深いものがある。引退を決断された心境も充分察せられる。若い世代への引き継ぎも必要だとの認識があったのだろうと思う。
まだ代議士を辞めるわけでもないが、最後まで、しっかりと現在の仕事を頑張ってほしいと思う。
個人的にもとても衝撃な朝刊記事でした。