古事記 〜生きるヒント〜

古事記についての本を、寝る時と朝起きた時に少しづつ読んでいる。

登場しているほとんどは、神様。それも何から何まで神様ばかりです。

森 喜郎元総理が「日本は神の国」と言ったことがあったが、至極当たり前のことを発言したまでで、何ら問題がない。

これだけ多くの神々がいるんだもん。

名前を覚えるのは全部は無理だが、神様の言い伝えを連綿と繰り返し続けていることに、日本の国の特徴を強く感じる。

この神様の系統を表現しているのが、天皇家。

すごいなぁと感じています。

 

意外と興味深いことは、古事記が描く高天原はすべて合議制で成り立っていること。

何か問題が起きると八百万の神が議論を重ねて結論を出して、その結論に従って天照大御神が詔を表現している。

現代社会の問題解決や私たちに、生きるヒントを与えてくれています。

大和朝廷でも、古代から合議制で国を運営していた。歴史でも天皇が直接政治を行わない「天皇不親政の原則」。天皇不親政こそが天皇の統治の方法だった。

なるほどなるほど。