じゃんけん・くじ引きで決めるのは?

季節がら、PTAの次年度の役員などの決める時期が来ている。私は子供が多いので、とかくPTAの役員をここ4~5年やっている。毎年次年度のPTAの役員組織を決めるのに、自薦他薦で決めるのがなかなか難しい。選考委員会なるもので、取りまとめをするわけだが、それでも、実際には、各家庭の仕事の事情があるので、だれもなりたがる人はいない。(もちろん積極的に参加してくれる方もいますが・・・。)

そこで、最終的に決まらない場合は、じゃんけん・もしくは、くじ引きで決めることになる。どうしても決まらなければ仕方ないということで、最終段階の時に苦渋の選択で、取らなければならない決め方だ。

たかがPTAとはいえ、この毎年の決め方を見ていると、些細なことだが、ほんとにこれでいいのかな?と考えることがある。

子供達が物事を決める場合は、じゃんけんでももちろんいいだろう。しかし、大の大人が、「決まらないから、じゃあ、じゃんけんにしましょう」と簡単に最終段階の決め方を選択してしまっていいものだろうか?

私は、議員だから特に、そういう決め方に、ついつい疑問を呈してしまうのである。

できれば話し合いをする努力は最大限するべきであると思うし、子供達には、親として大人として、世の中のことを説明したり教えたりするときに、親としてのまたは大人としての立場で、物事の決めごとを短絡的にじゃんけんで決めては、子供にどんな説明ができるのだろうか?示しがつかないと考えてしまう。

もっとも誰もが、そんな些細なことを真剣に議論する人はいないだろうが、、。私の仕事柄、どうしても、大人たちの決めごとが、じゃんけん・くじ引きで決められているようすは、些細なことであるが、異様に気になってしまうのである。

中学校は大体目処がついたようだ。今度は、小学校のほうだ。

来週で大体決まることになるだろう。