安全保障関連法案に対する反対する旨の請願書2案について-2

議員番号5番。つくば自由民主党の五頭やすまさです。請願27第21号「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書、に対する反対討論を行います。

1. 請願趣旨には「国民が不安を抱いている。危惧を抱いている」と、述べられています。海外からもそうした危惧の念が伝えられていると述べられていますが、海外からの反対意見を言われている国は、どの国か?と聞けば、私が知りえる限りは、中国、北朝鮮、韓国も言っているのかな??などです。どれも逆に、現在、日本に対して東シナ海や南シナ海などの海洋進出を犯している当事国でありますし、北朝鮮にしては、日本人を拉致した実行犯の国家であります。他の世界の日本の友好国はアジアやEU各国、インド、アフリカ含めて大半が、この法案に対して評価をしているのが、現実であります。

2. この法案に反対をしている勢力の方々は、本当にデモ行進をして、「戦争反対」と訴えるのなら、日本に脅威を示している中国。その中国大使館の前にでも行って、デモ行進をするべきであります。北朝鮮に対して、拉致被害者を「一刻も早く返せと」との団体行動を興すべきで反対する方々の行動を報道で見ていると、まったくもって理解に苦しむことばかりであります。

3. 最近では大学生や若者などがSNSなどを利用して結集して、「自由で民主的な社会を守るための緊急アクション」いわゆるSEALDs(SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy – s)を立ち上げて、同じようなデモ運動をしているようです。またハンガーストライキをして、命がけの反対運動をしている若者もいると、Youytube などで、見ることができます。しかし、彼らにも、重ねて言いたいが、「自由と民主的な社会を守る」というのであれば、ハンガーストライキやデモなどの訳の分からないことをするのではなくて、きちんと食事をとって、体調を整え、健全な身体になって、それから、自分の考えを述べて、政治活動を展開して、選挙に出るなり、多くの自分の考えを国民に呼びかけて、投票によって議員を当選させて、議員になって、または多くの議員を輩出して、政治的目標を達成させるために、命を懸けるべきで?なぜ、それをやらない?なぜ、ハンストやデモなのか?主張していることと行動が理不尽すぎて理解に苦しむわけであります。

4. もう一度、議場の皆さんにお伝えしたいのですが、安部総理は、昨年の解散総選挙の時に、集団的自衛権の解釈変更により、安保関連法案も選挙戦を通じて、安保法案の重要性を問うたはずです。マスコミなどもこの点は十分報道をしておりました。それによって、自民党で単独で291議席。公明党も73議席。合計、364議席の圧倒的多数の議席を獲得して、国民の支持を得たわけであります。今回の安保法案には、このように国民の選挙での政治的結果、政治的資産が担保されているわけでありますので、この政治的結果を踏まえて提出された議案が、「戦争法案だ!」と反対派の方々は、言うのでしょうか?この辺は、大学生も若者も、来年の参議院議員選挙から18歳からの投票権があたえられるわけですから、議会制民主主義の基本をしっかりと認識をしていただきたいと思います。

5. 最後に、例えがようかどうか?わかりませんが、蚊取り線香が炊いてなくて、刺されれば叩いて殺してしまいます。安保法案は、わかりやすく言えば、平和を守るために、蚊取り線香を炊いて抑止する効果を発揮するだけです。やはり抑止をきちっと整備する必要があるわけで、皆様にも是非、ご理解をいただけたらと思います。

以上をもちまして、私からの請願27第21号「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書に対する反対討論といたします。

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休憩中に、黒田議員の学生インターンさんと記念撮影です。いい経験になったかな?