行政視察 2日目

日南市を訪ねて「日南市地域資源マーケティング事業」についての行政視察

なんといっても崎田恭平市長(35歳・平成25年4月就任〈当時33歳〉)が導入したマーケティング事業の方法が非常に特徴的だ。日南市も地方の人口の減少により地方経済の衰退が懸念される問題を背景に、将来、未来への危機感が現状にあるようだ。これを打破するために、新しく就任された崎田市長が選挙の時に掲げた公約が
1.市役所の中に、民間人ポスト
2.「雇用創出プロジェクト会議」を設置。
3.儲かる農・林・漁業
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そしてこの公約を推し進めるために、マーケティング推進事業が動き始めた。マーケティング専門官という人材を市長自また、「90万の男」もサポートマネージャーとして設置。
この2人の役割を明確にして、
第1に、「商店街に20店舗を誘致すること」➡ 内需拡大による地域経済の活性化。
第2に、「雇用を作ること。3年で15人の企業家誘致が目標 ➡ 外需獲得、企業家誘致による地域経済活性。

この二つの組み合わせを車の両輪に例えて、マーケティング推進室を設置する。

そして、あらゆる日南市の地域資源を拾い集めて、世の中に存在する要求に、最大限かつ長期間、答え続ける仕組みをつくることを目標にしている。

行政だけではできないことは、民間企業とのコラボを実現して、知名度やブランド力を効率よくアップさせる。それがニュースになりメディアによる情報や連携が密に絡み合う仕組みを実現させているようだ。

特に民間企業とのコラボ連携の概要は、つくば市の取り組みにも大いに参考になるものがある。

地元の地域資源の研究とそれをどのように売り込んでいくか??考えながら、お話を聞くことができました。
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