交渉

交渉

私は、元来、小心者です。もともと「豚も煽てりゃ木に登る」タイプが私の性分?!。株や博打の大当たりは、一度はしてみたいと思っていても、度胸がないから、大量馬券や大口投資をする度胸もあるわけではない。回りの人の意見をいろいろ細かく聞いて、時間をかけて分析しないと結果や結論が出せない性格がいいのか?悪いのか?

最近は、これに輪をかけて、極めて慎重になっている自分に気づいている。政治や選挙でもそうだが、政治の局面に、いろいろな人との交渉事や駆け引きが存在する。今後の政治折衝や交渉事にどんな影響が出るのか。相手の人間は、どのような人間なのか?考え方は?政治理念は?

また時と場所など人の役職等の環境の変化に、相手もそうだが?自分の立場も、今と昔と未来とでは、影響も変わってくる。おそらく自分が取った判断もその時々に変わってくるだろう。

政局には、与党も野党もある。またその中間派もある。政治的には、与党であろうが野党であろうが、白黒ハッキリしていたほうが、簡単でスッキリしている。しかし、時には、多数にわたる問題や案件によっては、人それぞれいろいろな考え方があるので、「簡単に白黒ハッキリしろ」と決まられない案件もある。政治家同士の話し合いでもある。もともと考え方の同じような人間が集団的に行動するのが政治的には適していると思うが、考え方の違う人間、政治的にも相反している政治勢力と、協議をして、妥協点を見出してベターな方法を見出していくこともしなければならないのが、政治的な役割でもある。いわゆる交渉事だ。

交渉事によっては、政治勢力が結集して効果を発揮する場合もあるだろう。しかし、それがかえってマイナス効果になる場合もあるだろう。

最終的には、同じような目標が見い出せることが重要だろうが、その後も、同じ目標が持続するかどうか?一時は、大同団結しても、形ばかりの団結では何もならない。基本は人間の信用度、信頼できる人間とでなければ崩壊するのも簡単だ。同じ考えの人間はそうはいない。違った考えの人間が色々な議論をしあって、各自の考えを乗り越えて相手を受け入れることができるまでの、信頼度を獲得するためには、即興では有り得ないはずだ。時間もかかる。時間をかけて、ゆっくりとその人間の長所と短所を知り、最終的には人間性を知ることで、政治的な同士として協力するのか?しないのか?を判断することになるだろう。

私は極めて保守的で小心者です。最近は、これに輪をかけて、慎重になっている自分に気づいている。

今日はこんなとりとめのないコメントを書きたい心境の出来事がありました。