選挙

選挙。
さて、今、12月の茨城県議会議員の選挙に向けての準備をしている。私が出馬するわけではないが、人の選挙のお手伝いで、いろいろ相談などをしている。前までは、人の選挙ばかりを手伝ってきた。茨城第7区の中村喜四郎との戦いから始まって、参議院選挙(当時、新進党が解党して、民主党ができたばかりの頃)。他にも五霞町の町長選挙。結城市の市議会。自民党に所属してからは、丹羽雄哉代議士の選挙。そしてつくば市の市原健一さんが県会議員の時から、2回の市長選挙まで。いろいろ人の選挙ばかりお手伝いをしてきた経験が私にはあります。
2年前の自分が出馬をした選挙は、候補者が自分なので、また違った選挙の難しさをつくづく実感しました。そうだな?自分の選挙が一番むずかしかったかな?とも思いましたね。
今回も茨城県議会の選挙についても、また違った選挙の難しさを感じますね。「自分が候補者だったら、こうやるのに?」と思うのに、やはり立候補予定者の意見を伺ってやらなければなりませんね。また自分も市議会議員なので、議員としての選挙の支援の仕方もまた考慮しながらの活動になるわけです。
いつになっても「選挙」という魔物には、奥が深くて勉強になることが多い。時には、何か当てのない活動をしているようにも感じることがありますが、選挙の基本はやらなければなりません。
また選挙のやり方も時代の流れによって、変化も生じている。あいさつ回りをしたとしても、平日の昼間は、人がほとんどいない。人に面会してナンボの商売なのに、歩いても人に会えない。周辺地域の集落では顕著になっている。高齢者ばかりで、昼間働いている人が多い。勤め仕事の人が多いので、土日に予定を組んでも、そう多くは、つくば市内も歩けない。12月の選挙告示までには、いくらもあいさつ回りにいけないわけですしね。
かといって、辻立ちはもちろん効果があるでしょう?しかし、朝のあいさつ運動で、「頑張っているな」との印象は、一般の方には与えることができるのでしょうが?候補者の政治理念や考えは、有権者に直接伝えることがなかなかできないのが、現状でしょうか?
よく後援会の入会のお願いの活動もあるでしょうが?今は、名簿の記入についても昔よりも集まらないのが現状でしょう。個人情報保護法の関係もあるので、なかなかお願いをしても、署名をもらえる人が今は少なくなっている。
また一歩で、インターネットを活用した選挙のやり方も、公職選挙法の改正により、解禁になった。今までよりもSNSを活用した選挙もできるようになった。しかし、一方で、インターネットでいろいろ情報発信をしているからといって、これだけで、票が何百票も増えているかと考えると?そんな簡単なものでもない。当てにならないとも言えるわけだ。
自分の選挙も人の選挙でも、毎回やるたびに、課題が多いし、難しく感じるものだ。今回もしかり。
選挙という魔物はホントに奥が深いと思う。