12月議会を終えて

12月議会を終えて。

今年ももうすぐ終わりです。早いものです。12月の議会も瞬く間に終わったという印象です。12月の議会は色々ありました。一般質問の実は、私は、初めてだったんです。
テーマは「自治基本条例」にしました。動画で閲覧できます。ご参照くださいね。
→ http://tsukuba.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=652

これは「自治基本条例」についての本質を質したものです。全国的に広く広まった自治基本条例の活動は、ここに来て、ある停滞を期しているわけであります。その理由は、「自治基本条例」の本質に気づき始めたからであります。なかなかこれが理解しにくいのですが、「住民」と「議会」と「行政」。この3つにあらゆる疑義・矛盾、不安、不満を与えていることが少しづつ理解され解明されてきたわけであります。それは法体系や憲法と関係です。このままでは法体系の大義がなく、憲法を逸脱した概念がこの自治基本条例の中に内在していることです。今までのつくば市の議会の中でも、この考え方に基づいて自治基本条例に反対の立場での一般質問はなかったとお聞きしていたので、私の最初の一般質問の取り上げるテーマにちょうどいいと考えて、質問をしました。今後共つくば市の執行部も慎重な対応を期待したいと思います。

また総務委員会では、総合運動公園の請願について、いろいろ議論が白熱したようでした。私の会派の小久保議員と神谷議員が紹介議員となって、水守地区の地元の方々から、総合運動公園の候補地としての請願が出されたわけであります。総務委員会では、執行部が現在、交渉をしている高エネルギーの隣地のURの46haの候補地の優位性と、水守地区の候補地の内容について、意見が出されたようであります。総務委員会では、結果、水守地区の請願は不採決という結果になりました。この結果についての疑問が多く残りましたが、私も総額数百億の事業費がかかる大型事業なので、複数の候補地案があって然るべきだとの認識でしたが、なぜ、総務委員会での採決が不採決になったのか?不思議でなりません。おそらく議会での会派勢力の関係が強く働いたのかと??考えました。しかし、いつもであれば色々な意見を聞かなければならないとの考え方に立っていた会派が反対に回ったことはとても理解に苦しみました。全然理解できませんでした。残念ながら私どもの会派は惨敗した結果となったわけであります。

都市建設委員会では、協議会も開かれて、その時に、入札の不調の問題やそれに対する対応策に意見を申し上げました。入札の不調に対して指を加えてそのままにして言い訳がありません。不調になれば行政執行されないのですから、大問題なのですね。不調の理由は資材価格の高騰や、納期が間に合わないことや技術者の人手不足などが大きな原因です。他の都道府県や市町村では、すでにそれに対しての対応策を講じているところもあるわけであります。前倒し発注や見積活用方式、共通費の積み増しなどなど。つくば市での地場産業育成の立場から、できることはしっかりとやるべきだと考えます。私なりの意見を申し上げさせていただきました。また残土処分についても「自由処分」と「指定処分」についての考え方も述べさせていただきました。

そして一般質問の時に、共産党さんと市民ネットさんから「特定秘密情報保護法」についての反対する立場でのコメントが相次いで出され、また最終日に「特定秘密情報保護法」を廃案にするための意見書が出されました。私の自民党の立場なので、この意見書が出されたときは、反対討論をさせていただきました。
動画で閲覧できます。ご参照ください。
→ http://tsukuba.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=677

「特定秘密情報保護法」に関しては、マスコミの報道に関して、以上とも思える内容になっていることに懸念がありますね。よく「知る権利を侵害している」とマスコミ各社がほうどうしておりますが、「知る権利を侵害している」のはマスコミだとも言えると思いますね。冷静な平等な正確な報道をして欲しいものですね。

最終日には、1年生議員で打ち上げをしました。市民ネットさんは不参加でしたが、あれやこれやと議会でのみんなが感じたことを色々と語り合いました。

さてもうすぐ年の瀬、そしてお正月です。子供たちもそろそろ新しい学年の話がチラホラ話題になってきましたね。3番目の次女が小学校を卒業します。近頃、急に背も伸びてきて、驚かされます。来年のPTAの話や会社のことや議会のことや選挙のことや・・・・。年末年始は、静かにしていようと思います。年末年始はネブタ(寝豚)につきます。

かしこかしこ