批判だけでは無責任

マスコミやもちろん自民党の中でさえも、安倍総理に対する批判はある。当然だ。その批判に対して安倍総理は、真摯に自己反省はしなければならない。

 

石破さんが、戦略を間違えているのは、やはり安倍さんに対する個人批判に走ったためだ。結局、それでは野党と同じ戦略になる。為政者の個人批判をし始めると、その批判をする人(石破さん)自身は、どうなのよ?「批判するあなたは一体しっかりやっているの?」というように、天に唾を吐くごとく自身にブーメランで返ってくる。崩壊した野党民主党がこれほどまでに落ちぶれ、体たらくになったほとんどが、批判だけで政治をやっているから他ならない。

 

国政でも地方政治でも同じこと。前の市原健一市長の時に、私たちは野党になっていた。執行部または与党に対して激しい批判を繰り広げていたことを回顧する。五十嵐市長になって、今年の11月で2年余り。五十嵐市長も私も、もう前政権の批判をする必要はなくなってきた。というよりも有権者が求めているものは、そんな政争ではなく、現実の問題を一つ一つ丁寧に解決していく、もしくは積み上げていく誠実さだ。

 

そろそろ私もつくば市のまちづくりに対して、提言をしていこうと思う。今年の12月もしくは1月ごろを目標に、つくば市の懸案になっている問題に対して、有権者の皆様に、批判はあっても、提言をまとめて発表したい。白紙撤回になった総合運動公園計画の跡地問題。クレオ駅前の空洞化に対して。周辺地域の格差の問題など他にも枚挙にいとまないほど多くあるはずだ。

 

我々の会派の中でも多くの意見がある。ぜひ、3月議会までに、その大枠の提言をまとめていきたいと考えております。

 

自民党の総裁選挙の報道を見ながら、批判ばかりの政治では、無責任極まりない。野党や石破さんと同じようになってしまっては、まさにブーメランだからだ。

 

権利を主張するまえに、義務先行が重要だ。そろそろ重い腰を上げようかと私自身の責任の重さを感じる朝です。

 

朝刊を見ながら・・・・