石破茂さん

石破茂 さん。

石破茂さんの印象は、確か参議院議員の上月良亮さんの選挙の時に、つくば市に応援演説をするために、街頭演説に来たことを思い出します。竜巻で大きな被害を出したつくば市の北条地区の街頭演説会で、炎天下の中を、素晴らしい演説をしたことを思い出します。また、北条地区から桜地区その次の谷田部地区の街頭演説場所へ移動するときに、遊説カーの助手席に石破さんが自ら乗り込んで、移動中もすべてマイクを持って、「私が石破茂です!」と遊説もすべてマイクを持って訴え続けていました。

通常、選挙で自民党の大物の応援弁士が来ると、街頭演説場所だけで、移動は別の車で移動するものが普通だが、石破茂さんは、先ほど説明したような熱い応援をしていた。私などいつも選挙で裏方のような仕事をしているものに対しても、石破さんの応援する真剣さには、熱い戦う闘志が伝わってきたもので、石破さんのその気持ちに感嘆したものだ。

これだけ安倍総理の長期政権が続く昨今では、当然、ポスト安倍の名前はいろいろ出てくる。石破さんもその中の一人だと思う。他にも岸田さん、野田さんなど、今後も総裁選を控えて、自民党の中の駆け引きが生じてくるのだろう。

自民党の党是は、専守防衛と自主憲法だ。これが大枠だ(簡単にいうと)。安倍さんに対抗するために、対立軸を明確にするために、石破さんは憲法改正に慎重論を展開しているように思う。だから安倍総理が維新の会と通じ合うことへの不満を石破さんが表現しているのか?!しかしながら、改憲勢力が3分の2以上になった国会の会派構成を見ると、自民党としての党是を実現する最大のチャンスともいえる。この憲法改正の自民党としての大義に、石破さんの反安倍路線は、背くことになるのではないだろうか?私はそう考えます。

つまり自民党の党是に否定的な大義に、石破さんが負けることになる可能性があると思います。するとポスト安倍としての次期総裁選候補者争いにも、今後、勝ち残れないのではないのかと思います。

だから石破さんが安倍総理と対抗する路線を取ることは、ある程度仕方ないことだとは思いますが、そこら辺の大義を間違えないようにするべきかなとも思います。

今朝の新聞に、たまたま取り上げられていたので、率直な感想をアップしました。