課題の変化

12月議会を見ていて感じたことがいくつかある。1年前の選挙の時とつくば市制の課題や問題点もかなり変化していることがよくわかる。

目立つ議論は、つくば駅前の空洞化。西武の撤退に続いてイオンの撤退も決定された。クレオの建物も老朽化あるので、売却も含めて検討しているとの噂もチラホラ。

都市整備の跡地もマンションデベロッパーが購入してすでに工事が始まっている。竹園地区も入れれば、まさにつくば駅周辺は、マンションばかりが立ち並ぶ景観になる可能性は高い。

白紙撤回して、購入した土地の金利だけでも3400万円あまり。そのまま放っておくわけにもいかない。

公式公認の陸上競技場の話も一向に前に進む気配はない。公明党の山本美和さんが関連で質問していた。市民要望が出されていた陸上競技場やアリーナ体育館くらいは、そろそろ建設する議論が出始めてもいいのではないかと個人的には思うが、五十嵐市長は大規模な開発の進め方の検証ばかりが優先らしい。

個人的には、住民投票などやるもんだから、誰もがこの関連した議論を始めるのに、周りを伺ってばかりいるようにも思える。私の勝手な見解だが、住民投票に賛成した方には、この議論を再開するには、どうも説得力に欠けそうだ。五十嵐市長も山本さんも、おそらく他の人もたぶんなかなか難しいだろうな。(だから言わんこっちゃない。)

統合型の小中一貫校による廃校の使い道なども大きな課題だろう。廃校の使い道セクションはあるらしいが、これといっためぼしい話はトンと聞かない。

コストコ周辺には、市民交流センター(仮称)などの市民が集う場所がないので、要望が多い。早く予定候補地を選定しないとね?

また一般市民の方はよくご存知ないのだが、市の市役所がかなり手狭になっている問題もある。今後、庁舎の増改築の議論も具体化していくのではないかな?とも思う。議会棟を別途建設してもいいかもしれませんね。

人口は確実に増えている。桜地区の中根・金田台の開発も進んできた。谷田部地区も開発のスピードは顕著だ。人口増による市民サービスの多様化したニーズに対応できるかも大きな課題だろう。

選挙から1年が経過して、街は確実に変化している。

12月議会が終わって次は3月議会は来年度も予算が提出される。

来年はそろそろもう少し自由に動いてみようかとなんとなく不安とワクワク感が想定される。しかしまだ12月議会の途中。目の前の仕事もきちんとこなさないとね。

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