行政視察2日目は、大阪の高槻市。「総合雨水対策アクションプラン」

行政視察2日目は、大阪の高槻市。「総合雨水対策アクションプラン」について。

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平成24(2012)年8月に、これまでに経験したことがない集中豪雨があり、床上床下浸水合わせて約900件の甚大な浸水被害が発生した。また近年の豪雨発生回数は増加傾向にある。そのために、従来の下水道の計画を見直して、総合雨水対策アクションプランを策定しました。

 

高槻市内の地形の特徴は、市内の地上高は、市内を流れる淀川、芥川、檜尾川などの河川に設定されている危険水位よりも低くなっている。これらを鑑みて、雨水対策の降雨量の一定基準を平成24年8月に発生した既往最大降雨の時間降雨量110ミリと設定しました。

 

総合雨水対策は、ハードは、主に雨水貯留施設・雨水流出抑制施設の整備を重点的に整備し計画を見直しています。

 

ソフト面も地域の方々にも、豪雨時の対策にどのように対応すべきかの周知、研修の啓蒙活動。土のうステーションの設置も行っています。土のうステーションは、市内に41カ所を計画。地域ごとの地域防災訓練も活発に行い、防災体制づくりに積極的に支援しています。

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昨日は、つくば市もかなりの豪雨や雷が発生したようで、地元の状況などの情報を聞きながら、比較対象した議論ができました。委員会の中でも、委員からつくば市の危険個所や下水道整備の改善個所などの情報交換もできました。非常に、有意義な議論と情報を得られたことが今回の視察の大きな収穫と言えます。

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