行政視察 2日目。
まず松江市の松江総合運動公園を視察。白紙撤回になったつくば市の総合運動公園基本計画は、議会でも特別委員会を開いて議論されている。松江市は人口規模や税制規模もつくば市を比較するうえで、非常に参考になる事例だ。現地視察はやはり実感が全然違ってくる。今回の視察で、議論の資料として多くの糧を得ることができた。我々の会派としても、あるべき運動公園の姿を提案していきたいと考える。
続いて、境港市の妖怪によるまちづくりについて
元々、衰退していた地元の商店街の振興を図るために検討されていた。地元の方が地元の商店街に来てもらうということを目的にして、平成5年からはじまって、水木しげるの「鬼太郎」のキャラクターや、妖怪オブジェを23体、設置された。
そのオブジェの盗難事件が相次いで、境港市には『妖怪を壊す、不届き者がいる』というニュースが、ひょんなことに、さらに話題性を呼んで全国的に知れ渡れることとなった。
市役所では、水木しげるロードを整備。内容は、総延長800m。妖怪オブジェは153体。妖怪リレーフ 5基。絵タイル 8枚。平成4年〜平成8年。
また水木しげる記念館も平成15年開館。事業費 約4億8千万円。
さらに平成22年にNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の放映効果により、過去最大の372万人を記録した。以後、平成26年まで5年連続で200万人を記録している。
平成25年は出雲大社の遷宮による効果。また昨年の平成27年に水木しげるさんがお亡くなりになったことによる効果もあり、今日でもその効果は続いているとの説明がありました。
現場の水木しげるロードにいくと、個人商店のお店がレトロ基調のデザインで構成されていた。平日だったが、観光客も多く訪れていた。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターの妖怪オブジェも、ストリートのいたるところで見られて、非常に面白い。楽しみを感じる。
途中で、「ネズミ男」の着ぐるみと一緒に写真を撮影しました。
行政以外でも観光協会や青年会議所、商工会などの各種団体との連携やマスコミ媒体の取り込み方なども説明を受けました。
つくば市の妖怪は、どのくらいいるのだろう?ちょっと調べてみてもいいかと思いました。