12月議会 最終日

昨日は議会最終日。12月議会での議案をすべて採決して閉会した。

さて、新聞の記事にもあるように、「つくば総合運動公園の調査特別委員会設置議案」が市民ネットの宇野信子議員による提案者で提出された。

当初より、会派名:つくば市民ネットワーク(以下、市民ネット)と日本共産党より、白紙撤回になった調査特別委員会を設置したいとの打診は、我々の会派:つくば自由民主党・維新の会(以下、つくば自民党)にも相談があったことは、事実だ。

これについては、我々のつくば自民党は、提出されれば、議会の与野党の構図で行けば、「13対13」もしくは「12対13」で、成立は難しいとの見解との認識に立っていた。成立が難しいものを提出することには否定的な考えだった。私もそう感じていた。提案者の市民ネットより、もしかして公明党さんが賛同していただけるかも知れないとの情報が入って、そうなると投票行動の構図が変化してくる。公明党さんが賛同いただければ、「16対10」もしくは「15対10」になる。成立が確実になってくるわけだ。私も会派代表者として相談されていたので、「公明党さんが賛同いただければ議案を提出することに、我々も賛同するし、賛成しましょう。」と返答しておいた。

議会最終日の数日前に、市民ネットより連絡がはいり公明党が賛同できるとの連絡が入り、この法案の成立の確実だと我々会派の認識も一致した。

当初、運動公園予算案に賛成した議員(公明党を除く。結果的には、木村清隆議員も賛成したので、木村清隆議員も除く)、いわゆる市長与党派の議員は、この調査特別委員会設置案については「今後の運動公園計画を建設的に議論する」という趣旨においては賛成できるが「白紙撤回の検証」という趣旨が入っており、今後の議論が非建設的で賛同しないとの憶測でした。最終日の前日には、市長与党派の議員で、この委員会設置案に対抗する「今後、建設的に議論を進めることを重視した趣旨の委員会設置案」を提出するとの情報も飛び交っていました。事実としては、与党派からの対抗案は提出されませんでした。

最終日。成立の見込みがある「つくば総合運動公園の調査特別委員会設置議案」が提出されました。私は、与党派からの対抗案が提出されなかったために、与党派も今回については、妥協して「賛成」の投票行動を取るだろうと考えていました。そうなると全会一致で成立の見込み。

しかし、残念なことに実際は、「つくば総合運動公園の調査特別委員会設置議案」の採決の時に、与党派議員からは、多くの質疑や反対討論が展開されました。数人の反対討論の内容を聞きながら、「なんかおかしい?!」と感じました。
反対討論の内容があまりにも、稚拙で道理が通らない内容だったからです。
事例をあげれば、
1.市長による今回の総合運動公園基本計画の議会での進め方を、全部、肯定するような内容。

⇒ それでは、どうして議会が真っ二つになるのか?

2.白紙撤回後も多くの建設要望が提出されている。これ盾に建設的議論を進めるべきとの内容。

⇒ 検証ばかりではなく今後のあり方も明記している。決して、検証だけの委員会ではないとの宇野議員の回答もしておりました。

この与党議員さんの必死になって反対討論のやりとりをしている時に、感じたことは。与党派の議員さんたちには大変失礼ですが、何を守っているのだろうと?感じましたね。

白紙撤回をしてから、市長は「自ら提案はできない」から、運動公園建設の議論を議員や議会から提出してもらいたいのが本音。しかし、賛成派の議員からはなかなか提出しにくい。賛成派の議員からは、なんの説得力もないからです。
ですから今回の特別委員会も「建設的な議論」が前提でなければ、市長の意向に沿わないわけです。この主張を賛成派議員として必死になって鼓舞して披露しているわけですね。誠に見苦しい有様でした。
与党議員の守っているものは、市長への体裁だけに固執しているだけで、市長を守っているわけです。もちろん与党議員としての立場はわかりますが、つくば市民へのメッセージを送る意味では、市民を守るというイメージは皆無だったわけです。
冷静な真摯な議論にたてば、なぜ、白紙撤回にいたる政治結果になったのか?は議会で当然として議論されるべきものだからです。

私もこれに対する賛成討論をさせていただきました。
1.みなさんの反対討論をしている様相をみて、必死になってやっていることはわかるが、遅きに失する。逆に、なぜ、今頃、こんなことをやっているのか?なぜ、あの住民投票条例の時に、今回皆さんが必死になってやっている反対討論をやらなかったのか?理解に苦しむ。
2.確かに「今後の建設的な議論優先」は理解できる。しかし、議案の中には「今後のあり方」という建設的な議論が含まれているので反対する理由がない。子供でも親が教えるのに、反省と実行を繰り返すわけだから、まったく道理が通っていない。

との賛成討論をさせていただきました。

つくば総合運動公園の調査特別委員会設置議案
賛成票
1. 五頭泰誠(つくば自由民主党・維新の会)
2. 久保谷孝夫(つくば自由民主党・維新の会)
3. 神谷大蔵(つくば自由民主党・維新の会)
4. 小久保貴史(つくば自由民主党・維新の会)
5. 黒田健祐(つくば自由民主党・維新の会)
6. 北口ひとみ(つくば市民ネットワーク)
7. 宇野信子(つくば市民ネットワーク)
8. 皆川幸枝(つくば市民ネットワーク)
9. 滝口隆一(日本共産党)
10. 田中サトエ(日本共産党)
11. 橋本佳子(日本共産党)
12. 金子和雄(新社会党)
13. 木村修寿(つくば政清会・民主党)
14. 木村清隆(つくば政清会・民主党)
15. 小野泰宏(公明党)
16. 浜中勝美(公明党)
17. 山本美和(公明党)

反対票
1. 古山和一(つくば市民政策研究会)
2. 須藤光明(つくば市民政策研究会)
3. 柳沢はやお(つくば市民政策研究会)
4. 高野 進(つくば市民政策研究会)
5. 松岡嘉一(つくば市民政策研究会)
6. 飯岡宏之(つくば政清会・民主党)
7. 塚本ようじ(つくば政清会・民主党)
8. 大久保勝弘(つくば政清会・民主党)
9. 鈴木富士雄(筑峰クラブ)

結局、もともとのいわゆる総合運動公園基本計画に賛成した議員(公明党を除く。結果的には、木村清隆議員も賛成したので、木村清隆議員も除く)が、今回の議会で今後の検証とあり方を問う特別委員会の案に、真っ向から反対した形になってしまったわけで、これは、誠に議会の珍事的な有様だったわけです。これには、私も、なんとも情けなくなりました。来年の18歳からの参政権拡大もあり、政治を若い人にもきちんと理解していただくためにも、今回の議論は、反省がなければ今後のあり方はありえないと考えますね。市民からも納得いただけないのではないでしょうか?

もともとのいわゆる総合運動公園基本計画に賛成した議員(公明党を除く。結果的には、木村清隆議員も賛成したので、木村清隆議員も除く)は、市長の政治的現在の状況がどういう状態か?まったく理解していないからです。

今回の投票結界は、賛成 17対 9 となったわけで、公明党と木村清隆(民主)の方の姿勢は、市民の対応を考慮しての真摯な慎重なる投票行動だと私は認識しております。議会を真っ二つにする状態から、今後、如何にまとめていくか?を重視して真剣に考えなければならないわけです。市民に納得いただくためにも、ここは、あえて与党議員といえども全会一致で望み、議会が一丸となって議論していくものだと表現するためにも絶好のチャンスだったのに、与党議員派の今回のような行動をとったために、議会の確執を余計に顕にして、市民に不安を持たせているわけであります。依然として「オールつくば」という市長の政治メッセージが余計、遠のいてしまうことが理解できていないと考えますね。市長も困ったもんだと考えているのではないでしょうか?市長を援助しているようで、結果的には市民、または市長にまたマイナスのイメージを持たせていているように感じます。政権与党という戦略の認識不足は否めません。政権担当能力ということをもう一度考え直したほうがよいと思います。

とにかく今回の不可解な摩訶不思議な与党議員の対応には理解できないと感じました。
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参考に、3月議会の予算案での賛否票を載せてみました。

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