12月議会一般質問~全文~

活動報告

本日、12月議会。一般質問をしました。

内容は、下記の通りです。ご熟読いただければと思います。

ちょっとキレが悪かったな。反省です。

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つくば自民党 一般質問
議員番号5番。つくば自由民主党の五頭やすまさです。通告に基づいて一般質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
1. まず第一に、水道事業について、上下水道事業審議会が終了して、今般、答申が提出されたようですが、水道事業についての内容について、主な内容を伺います。どのような答申の内容であったか?質問いたします。
2. 総合運動公園整備計画の白紙撤回について。住民投票の結果を受けて、市長は9月議会で、白紙撤回を表明しました。今後の展開を踏まえて反省点なども含めて伺います。①購入した土地をどのようにしていくのか?②市民が納得する責任をどう果たしていくのか?③各団体からの要望に対してどのようにこたえていくのか?
以上で、壇上からの一次質問を終了します。
2次質問です。
1. ありがとうございました。さて、今回、私も非常に関心が深かったこの水道事業についての答申の結果であったわけですが、この答申を受けて、今後、どのような提案をしていくのか?執行部の考えを伺います。(質問)
2. Answer
3. 実は、先般、議会で10月の25日に「議会報告会」というものを開催しました。大穂地区と谷田部圏民センターの2ヶ所で開催しまして、議会としてもはじめての試みだったもので、多くの市民の方の参加がありました。で、市民の意見の交換の場でも、またアンケートも集めさせていただいたわけですが、この水道事業に対する質問が非常に多く寄せられていたわけです。ま、そんなこともあって、今後の執行部としての水道事業の方針を一度確認してみたいと思いまして、今回、取り上げさせていただきました。
4. (質問)そこで今一度、確認させていただきますが、現在の水道事業の整備状況、特に未整備地区の現状を教えていただきたいと思いますが、如何でしょうか?
5. Answer
6. (質問)あとつくば市の場合は、まだ周辺地域には、簡易水道で対応している場所もあると思いますが、その現状はどのようになっていますでしょうか?
7. Answer
8. (質問)その簡易水道地区からは、水道整備の要望というものは、ないのですか?どのようになっていますでしょうか?
9. Answer
10. これらの要望について、どのような計画で整備計画を進めていくつもりですか?
11. Answer
12. ま、各地域からは早期の実現をもとめる要望が来ていると思いますが、(質問)財源についての見通しはどうようになっているのでしょうか?
13. Answer
14. (質問)現在の起債はどれくらいありますか?
15. Answer
16. ありがとうございます。水道事業については、今後も非常に、難しい、そして、厳しい経営運営が続くものと思いますね。先ほどの答申の内容にもあった通りに、経営の健全化に取り組まなければならないという答えがあったと思います。執行部および担当者の方の苦労は、ままならないと感じます。議会報告会の時の私が感じたことがありまして、一般の市民の方は、やはり、水道事業について、こんなに大変なことになっているんだという認識が非常に薄いということを感じました。私もパワーポイントで「つくば市の台所」というところの図解を活用して、説明したのですが!?財政状況の図解をみて、「なんでこんなひどい経営状態にまでなってしまっているのでしょうか?」とかね?!そういう質問もありました。また、「水道料金が高い!ので、料金を上げないで欲しい」という意見もありました。
• 私も常任委員長という立場で、できるだけわかりやすく正確な情報?議会でも、値上げをしない意見もあるし、また一方で、このままでいいのか?という意見もある。いろいろな意見があって、今、議論を展開していることを説明させていただきました。私は、前にも、質問した通り、料金改定はある程度は止む得ないのではないかという考えでございます。で、できればね?これはホントに早いうちに、議会でも決着をつけなければならない案件ではないかと考えています。言葉では「経営健全化を図る」とか?「慎重にいろいろな意見を聞いていく」ということを執行部でも今までこたえてきたわけが、だから、ま、答申が出たということで、私はある一定の環境は整ったという印象を持っているわけです。出来るだけ早い段階で、答申を参考にした形の料金改定案を提示するべきものと考えていますが?で、これは議会も(われわれ議員もそう簡単に、今までは、引き延ばししてきたわけですので、)まったなしということになるのでは、ないかと思います。その運動公園計画も大事でしょうが?それ以上に大事な重要な案件だと考えています。大事なことは、水道事業は公益事業でありますので、公益事業とは、(日本の労働関係調整法では、つぎの事項の事業を公益事業としている。運輸・郵便・電気通信・水道・電気・ガス・医療・公衆衛生の事業のうち、公衆の日常生活に不可欠なもの)特に、水道事業については、各家庭や会社など一般の需要に応じて、直接水、電気又はガスを供給する事業, 。という定義になているわけですが、この事業が破たんするようなことになってはいけないわけでありまして、ましては、水は生活に直結しているものでありますので、ここら辺の重要性を一般市民の方には説明する必要があると考えております。また重要なことは、議決するのは議会でありますので、議員自らも市民に対して正確なことを伝える役割はあると考えております。私の考えをつらつらと述べさせていただきましたが、市長、今の話を聞いたうえで、市長としてのご意見を伺いたいと思いますが如何でしょうか?
17. Answer
18. ありがとうございました。
19. さて、次に総合運動公園の白紙撤回について伺います。
20. 今回の白紙撤回については、ほんとにつくば市以外のところでももちろんTVや報道でも話題性は№1でしたからね?県内外からも注目された案件でしたね。しかも、住民投票という結果でね、白紙撤回ということになってしまったわけですが?この一連の経緯について、今後の市政、議会の展開に非常に大きな影響を与えているということで、何点か伺いたいと思います。
21. まず(質問)そもそもなぜ白紙撤回になったと思いますか?なぜ白紙撤回しなければならないほどの結果になったとお考えですか?市長ですね。
22. Answer
23. (answerの想定)住民投票が2択の方法になったから。または正確な情報が市民に伝わらなかった。ということですが、
24. (質問)それでは、なぜ正確な情報が伝わらなかったと思いますか?今、思い起こしてみれば、市長は「賛成する会」という団体と一緒に、かなり積極的に活動をされていましたね。「会も」チラシも作ったし、動画も作ったし、インターネットでもHPを開設して、あらゆる手立てを尽くして活動していましたね。?それでも、伝わらなかった?どうしてだと思いますか?
25. Answer
26. 市長は、今後、反対派と言われる方々の(ま、私ども反対派?も入るのでしょうが)活動がどうのこうの?ということではなくて、自分自身の行動として、反省ということで答えていただければ・・・。
27. Answer
28. 私の今回の一連で感じたことを意見させていただきますが、まず、市民が市原市政に対して不安を抱いていた結果だったと思うのです。①第一に『議会が真っ二つに割れているということ』。3期目の市長の市政がスタートして以来、重要案件が特に厳しい状態になっていますね。市長が必要性とこの基本計画の信頼性、財政的な安定性、将来的ビジョンの期待性を強く、自信を持って、訴えていても、決定機関である議会が真っ二つに割れていれば、住民は不安視しますよね。②第二に、事実、土地の購入に対する議決でも非常に、僅差で勝利して、土地購入については可決しましたが、先の3月議会では、その投票行動に変化が生じて、結果的には、議長裁決になったとはいえ、3月議会では、この関連予算が否決された。ということ。これも大きな影響だったとも思うわけです。これがさらに市民に不安を与えることになったわけです。
29. ③三番目に、住民投票運動の最中に、『見直しの方は、賛成に○を!』という運動を展開しましたね。私は、これが実は大変な結果を招いた最大の理由だったと思っているんです。これによって市民の不安が増長したとも思います。
30. (質問)この『見直しの方には、賛成に○を!』という運動については、市長は、当時はどのように考えての行動だったのですか?
31. Answer
32. 私の分析をちょっとお話をします。市長とは当然、考えが違ったわけですが、お聞き願いたいと思います。2択3択の投票方式の選択で、負けたとはいえね。実際にはおかしいわけです。つまり「負けてしまう。これでは、勝てないから、少しでも賛成を多くするための苦肉の策」だったのかなとも思うのですが?しかしながら、逆にこれが最悪の結果を導いてしまったのではないかと思いました。
33. なぜかというと、この「見直しの方は、賛成に○を」というのは、おかしいわけですよ。議会に提出した議案は、本来、執行部が自信と責任を持って、十分精査して信頼性を担保されているはずのまたそれなりの政治的な重みをもった議案なはずですよね?それを、住民投票の勝ち目がないからといって、『見直しの方は、賛成してくださいよ』ということになると、「じゃあ、最初に提出した基本計画の議案は、そんなにいいかげんなものだったのか?と、軽いものだったのか?」ということになりますよね。
34. つまりいわゆる「見直し」という考えを持っている市民の票を取り込もうという戦略だったということになるのだと思うのですが?これが大きな間違いだったと思うわけです。「見直し」を取り込もうということで、『見直しの方は、賛成に○を』という言葉を発言し始めてから、事実上、市長は「見直し」を公言していることになるわけです。これを市民側の目線に立てば、どういうことを感じると思いますか?(市長に質問する?)(どうするか?)2択という投票方式の選択で負けたとはいえね?!おかしいわけです?
35. しかも、これに輪をかけて、実は、賛成派の議員の方々も同じように、運動展開されましたよね。非常に賛成派の方々には、申し訳ないのですが…。事実、同じように『見直しの方は、賛成に○を』の運動を展開されてしまった。同じように、市民の皆さんからすれば、賛成派の議員さんに対しても、不信感を抱くようになるわけですよ。だってそうですよ。さっきの話と同じように、『あんたが賛成した基本計画はそんなにいいかげんなものだったのかい?!』と言われてしまうわけですよ。『もう見直しなんだろう!?』と言われてしまうわけですよ。
36. ここら辺から、執行部または賛成派の方々、ま、賛成派の議員さん方の今回の住民投票の活動に対する、読みの甘さというか?市民に対する訴え方というか?政治に対する甘さというか?で、それを市民がまた感じるわけですよ。余計、強く市民の不信が増長したと思います。市民に強烈なですね、8割が反対するという投票行動をとらせることになったのでは?ないかと私は考えるわけです。
37. しかも市長も運動期間中に、こんなことをコメントしています。『反対が多ければ、この計画はなくなります』と明言されています。しかし、私は、ちょっとこれも認識が違うなと?!思いましたね。だって、住民投票は、法的拘束力はありませんからね!。議会制民主主義を補完する意味で認められているわけですから!
38. ですから、私は、ここでよ~く考えていただきたいと思うのですが、今回の住民投票の運動期間中の市長の行動、発言によって、今回の白紙撤回の結果は、生み出されてしまったわけです。この自らの行動や発言によって、起こるべきして起きた結果とも言えるわけです。
39. 私はね。それであの時に、『見直しの方は賛成に○を』という運動を行わずに、『議会に提出した基本計画が、自信をもって必要なものだ!』と正々堂々とした運動を展開していたら、結果も白紙撤回をせざる負えないようなことには、ならなかったし、あのような大差にならなかったのでは?とも、考えるわけです。
40. というよりも『議会に提出した基本計画が、自信をもって必要なものだ!』と正々堂々とした運動を展開すべきだったわけですよ。賛成派の議員さんもそうすべきだったと思いますよ。私は、これが非常に大きな今回の結果に大きな影響を与えたと考えますね。市長はどのように考えますか?(質問)
41. Answer
42. そして、住民投票の結果が出た時もですね、市長はすぐに白紙撤回を表明してしまいましたが、『あくまでも結果については、議会制民主主義を補完する意味での結果ということで、今後の展開は、「住民投票の結果」を踏まえて、議会と相談しながら、真摯に議論を展開していく!』と答えるべきものだったと、私は、考えてました。
43. 私はそんな印象を感じて今回のいわゆる出来事を見ておりました。この白紙撤回についての発表については、市長はどのように当時考えていましたか?なぜ「議会と相談しながら」という言葉をつかわなかったのか?教えてくださいますか?
44. Answer
45. ま、いささか冷静さを欠いていたのかな?とも感じますがね。
46. 先の住民投票を決める臨時議会の折に、私は「住民投票」に否定的な立場でおりました。特別委員会の時に、発言をさせていただいたとおりで、『住民投票が本当に必要なのか?どうかを議論すべきだ』との意見を述べさせたいただきましたが、実際は、そのような議論は、少数であったわけです。取り上げられなかった。2択か3択の?どちらかの議論で、住民投票ありきの状態であったと思います。
47. しかし、今回のような出来事で、市長が白紙撤回になった今の現状、そして、今のつくば市の政治状況をよく考察してみると、「本当にこれがよかったのか?」。本来の議会制民主主義のあり方を真剣にいろいろ考えるわけです。
48. 例えば
49. それで、じゃあ、今後は、見直しや再提案をするとしたら、『また住民投票やるんですか?』。なんかほんとにおかしなムードになっちゃってますよ。
50. 当初の3月の関連予算も13対13の同数で、議長裁決だったとは言え、議会は否決しているわけです。市長の政治に対して、議会は、一定の『ノー』と言って、質しているわけで、議会としてはきちんと機能しているわけです。ですから住民投票の賛成討論の時に、ネットさんの北口さんが、「議会が決められないから、住民投票で決めよう」なんてことは、サラサラおかしいわけですよ。「議員不要論もでてくるでしょう。議員自らを否定することに賛成するのかよ」と私は思ってましたよ。また「法的拘束力がないわけであれば、じゃあ、初めからアンケートでよかったじゃないか?」と。でもこれについては、執行部は、非があったんだよね。最初から市民の意識調査などということをおろそかにしてたからね?!起案する段階からアンケートでもやるべきだったのかなと。こういうところが急ぎ過ぎたとか?市民の声を聞こうという謙虚さがないから、ま、反論できなかったのかな?とも思いますが、・・・。逆に、議会の多数が住民投票という選択をした原因にもなったのかな?と。議会に丁寧に対応するという真摯な認識の甘さが、住民投票へと導いてしまったのかなあと?!賛成派の議員さんも住民投票に賛成したわけですからね。結果的には?!
51. 今ね。市長が、白紙撤回を表明した結果、今度、この運動公園については、非常にやりにくい状態にあるとも言えるわけです。誰も口出しにくい状態ともいえますね。現に、市長は、とある会合なんかでも、運動公園のことを聞かれると『自分は提案できない!議会から(議員から)提案していただかないと』ということで、私ども議会に修正案の提出を求めていますね。実際にそのようなコメントをしているわけですが・・・。
52. 確かに、これについては、私も同じ考えのところもあるわけです。住民投票を反対した私の考えではね。議会がきちんと今度は、逃げずにやるべきだ?という考えはあります。しかし、一方で、市長ね。こんな印象もあるんですよ。『おれは、市民の言うとおりにやったぞ。反対だったんだから、白紙にしたぞ。これで責任とったぞ。文句はあるまい。今度は、お前らが提案してみろ!』と。賛成した議員さんには、どのように言っているのか?わからないけども、反対派議員の当てつけとも言うのでしょうがね?議会を軽視しているような感覚ですよ。市長がよく使う「オールつくばで」という言葉とは裏腹に、常に、反対派に対しては、敵対意識むき出しに感じる。だから議会も実際は真っ二つになっちゃうわけですよ。
53. どちらにしても、今度は、議会で決めなきゃなんないと私は思っているのですが、市長はどのように考えてますか?
54. Answer
55. そうですよね。議会で決めるわけですよ。そうすると議会で決める以上は、責任の所在は明確でなければなりません。つまり、責任のあるしっかりとした政治を取り戻す必要があるわけです。
56. 私は、「住民投票をする会」方々にも、それなりに責任ってあるのかなあ?と考えたんですけども、責任を追求するべき体質の団体ではないんですね。実際に、陸上競技場や体育館を必要だと考えている方からすれば、「住民投票をする会」に責任を追及したいという意見を多くの市民の方から、私は、実は聞いております。
57. しかし、実際には、「住民投票をする会」の方々、及び団体には、そのような結果責任を求めるようなことは、できません。そんな性質の団体ではないわけなんですよ。なぜか?それは、選挙で市民が選んだという性質の対象物ではないんですよ。責任を明確にしている議会制民主主義による選挙で選ばれた人たちではないからです。実際に、その後は、もう役割を終わったということで、ま、多少の運動はしているのでしょうが?あの大騒ぎで、確かに住民投票で市長の暴走は止まった。結果としては、勝利した。私は、これはやってよかった?!悩みながらではあるが受け止めています。しかし、必要なものは必要だという議論が結果的には、封印して、抹殺されてしまったわけで、それについては、会の方に、今後、どうするのか?問いかけをできるわけでもないわけですよ。ま、やるべきでもないと思いますがね???!
58. つまり、これって、政治の結果について、だれも責任をとらない政治になっているっていうことになるんだと思うわけです。
59. 白紙撤回をした市長には、私は、明確な政治責任があると思っています。が、その具体的な責任論は明言されておりません。白紙撤回が、責任だとは思っておりません。実際には、購入した土地についての利用方法もあるし、金利も3200万円あまりが毎年かかるようになっているわけですからね。またこれまでに、掛かったコスト、精神的なコストもあるし、政治的なコストもだいぶあるわけですよ。明確な説明と政治責任はあるでしょうね。また、住民投票をする会の方に、責任なんかも取れません。とる方法がないからです。
60. 私は、一番何が重要なのかといえば、「運動公園基本計画の見直し案、修正案の議論ができないということが、問題ではなくて、きちんとした政治責任が明確な政治が、このつくば市議会において、なくなってしまったのではないかということが最大の重要な問題だと感じているわけです。これを私は今、一番危惧していることだと考えております。市長はどのようにお考えですか?
61. Answer
62. そしてこれからは、やはり議会で決めていくべきですよ。重要案件の他にも、先ほどの水道の問題でも、学校の問題でも、実際にはやまほどあるわけで、しっかりと議会で、議員と執行部が、闊達な議論を展開していくためには、本来の議会を取り戻す必要があるわけです。そしてこれを取り戻すためには、やはり今回の白紙撤回となった、または、住民投票に持ち込まれた結果の責任を誰かが取らなければならないと思います。それは、やはり市長にあると私は感じるわけであります。
63. (質問)そしてそれを明確にすることが、イコール、無責任な政治から責任ある議会制民主主義をしっかりと取り戻すことにもなると考えるわけであります。そうすれば、正常な議会で、議論が再開できるだろうと私は考えるわけであります。この私の考えを聞いたうえで、市長の感想を伺いたいと思います。
64. Answer
65. ま、なかなか即答できるものではないでしょうが?じっくり考えて一定の責任を表現してほしいと思いますね。それが明確でしっかりしたものであれば、私も今後、この懸案について、提案する心得はあります。私も実際には、責任を感じているわけです。住民投票をさせてしまったという責任を痛切に感じているわけです。
66. 最後に、なんでこれを取り上げたか?今回の運動公園基本計画の話から、住民投票への結末。また国の安全保障関連法案の時のシールズの話もあったりして、何か?議会制民主主義の基本中の基本が勘違いして進められている感じがあるんですよ。国政にしても地方行政にしても、ちょっとおかしい。
67. ましてや来年の参議院選挙から18歳から投票権が与えられるわけです。先般、私は、筑波大学の学生さんたちと交流事業をしてきました。「政治カフェ」を参加されましたが、非常に有意義な交流の時間を体験させていただきましたが、当然、重要なテーマは、18歳の投票権についての議論は大いに注目されたわけですよ。18歳からの若者に、政治を如何に、説明をしていくか?これを考えると、若い人に政治の説明をするにも、責任論なき政治を教えるわけにはいかないわけです。議会制民主主義をきちんと伝えるためには、いいかげんな政治のやり方を教えるわけにはいかないわけです。
68. 市長はよく『オールつくば』という言葉を使われます。今、現在、その言葉には、何も重みが感じられないわけであります。政治は結果がすべてです。今までの市長の方針で進んだ結果、運動公園基本計画は、白紙撤回。8割の反対という重大な結果。オールつくばが「反オールつくば」だと揶揄される有様ともいえます。まさしく住民投票の結果は、不信任ともとれるような結果だったのではないかと?非常に危機的な政治局面を迎えているわけで、議会も実際は、膠着状態であります。前回の9月議会での『白紙撤回』を表明する前のことが、週刊新潮の雑誌に掲載せれて、ただでさえ不信や不満が、あるのに、この雑誌報道によって、さらに不信は増している状態です。我々、議会に対しても、今までもそうだったのが、「反省しているというコメントをしています」が、なかなかその認識がお持ちでないという印象が強いと感じています。
69. 現状を打開するためには、よほどの覚悟や決意で、市政や議会に対する姿勢を変えなければ、今後の議会運営についても、市政運営についても、厳しい状況が続くということを最後に申しあげまして、私からの一般質問を終了したいと思います。ご清聴ありがとうございました。