12月議会を終えて

12月議会では、9月に継続審議になった「従軍慰安婦問題とされる問題について国会で徹底検証を求める意見書」が採択された。9月の議会の議案提出者は私だ。
結果は、賛成少数で(結果は後日確認します)、今回の意見書は否決されました。確かに国政レベルの問題ではあるが、自民党の地方組織の中からもこの問題に対する重大さが増してきた背景があり、今回の意見書案提出に至ったものだ。
つくば市議会では、市民ネットと共産党は早々と反対活動をしていた。態度は反対だと理解していた。公明党もこの問題に対する考え方は極めて慎重派だ。
我々自由民主党の久保谷孝夫、小久保貴史、神谷大蔵議員は賛成だ。もちろんだ。維新の黒田議員、政策研究会の飯岡議員、また民主党木村議員、塩田ひさし議員、木村しゅうじ議員、塚本ようじ議員、鈴木富士雄議員も、賛成に回ってくれた。
最大与党会派の政策研究会の残りの5人に対しては、理解してくれる可能性は大ではあったが、結果的には、協力を取り付けることはできなかった。
大変残念だった。しかし、何回とも、私の主張を説明する時間を与えてもらえるようにように、与党会派に要請したが、結局、その時間すら与えてもらえなかった。残念でならない。9月の議案提出時には、与党会派から呼び出されて、意見書案の修正まで指摘されたので、意見書案の文章を修正したのに?!まったく、与党会派の考えがまったく理解できない。議会人としての見識を疑う。
結果的には、私の力不足であることは事実だ。そして事実として意見書案が否決された責任も、提出者である私の責任だ。残念の一言に尽きる。
本日の読売新聞でも朝日新聞の誤報に対する記事が掲載されてありましたね。朝日新聞みずから第三者委員会を開いての評価報告書の内容が掲載されていました。
ベネッセも何十億も使って、会社の信頼回復に尽くしている。朝日新聞も早く世界に発信して、謝罪広告を早く出すべきだ。そのくらいするべきでしょうね。東京地の一等地を保有していて、これくらいのことでは、潰れはしない余裕のある朝日新聞であるならば、いわずもがなだ。早くしてやってもらいたい。当然だ。
そして何よりも政治だ。嘘の片棒を担ぐような政治がまかり通っていては何もならない。嘘が誠になるなんてことがあっては、ならないわけで。これは国政でも地方議会でも政治の世界でこれを許すことがあってはならない。これは、強く信念をもって訴えたい。地方議会だろうが国政であろうが、ダメなものはだめだ。しっかりと言わなければならないだろう。政治家が言わないで誰が言うのか???
12月の議会では、議長選挙も行われた。
県議会議員選挙と衆議院選挙のW選挙の最中で、情報が錯綜していた。
議長選も次の議会の運営の流れに大きな影響をもつ大事な選挙だ。
「先に動いたほうが負けになる」誰かのコメントが現実的にそのようになった。予想通りに先に動いたほうの動きがあからさまになって、怒涛のように勝敗は野党側に流れた。結果、議長、副議長とも執行部案とまったく逆の結果となった。恐ろしいものだ。またつくづく勉強になった。
さて今年も残すところ後、数日だ。来年の見通しはどんなものになるのだろうか?今夜もゆっくりと考えたいと思う。